40歳オーバーの男性の魅力に関する意識・実態調査(20代女性会社員対象) 

2014年12月19日
生活者の意識・実態に関する調査を行なうトレンド総研は、40歳オーバーという年齢の離れた男性に対して、どのような魅力を感じているのかを明らかにするために、20代の女性会社員を対象に、「40歳オーバーの男性の魅力に関する意識・実態調査」を行いました。

【調査結果】

◆ 「芸能人」より「職場の上司・先輩」! 20代の女性会社員の4割が「40歳オーバーの男性にトキメキ経験」

はじめに、事前調査として20代の女性会社員2,954名を対象に、「40歳オーバーの男性にトキメいたことはありますか?」と聞きました。すると、「ある」と回答した人は38%。 およそ4割、20代の女性会社員の3名に1名以上が、40歳オーバーの男性にトキメいた経験があることが分かりました。20代の女性から見ると、40歳オーバーの男性は10歳以上も年が離れた存在です。2倍近くの年齢にもなる彼らに対しても、異性としての魅力を感じるという人は少なくないようです。
そこで、こうした40歳オーバーの男性の魅力に迫るため、前問にて、「40歳オーバーの男性にトキメいたことがある」と回答した人の内500名を対象に、より詳しく調査を行いました。

では、20代の女性会社員たちが実際にトキメキを感じた40歳オーバーの男性とは、どのような人なのでしょうか。複数回答形式でたずねたところ、最も多かった回答は、「同じ会社の上司・先輩」(49%)で、「芸能人」(41%)をも上回る結果となりました。女性会社員にとって職場の影響力が強いのはもちろんですが、それだけではなく、ビジネスシーンでは年上の男性の魅力に触れる機会も多いようです。
具体的に「40歳オーバーの男性にトキメいたエピソード」を教えてもらったところ、「仕事中に、それとなくフォローしたり、なぐさめてくれたりして、落ち着いた大人の魅力を感じた」(27歳・IT 通信)、「同世代にはない包容力にトキメいた」(26歳・サービス業)、「同年代の男性よりも気を遣ってくれるし、対応が紳士的」(28歳・商社)など、様々な仕事上のエピソードが語られました。さりげない気づかいや、そっと支えてくれる安心感に惹かれる女性が多いことが分かります。

そこで、「40歳オーバーの男性のどんなところに惹かれましたか?」と複数回答形式で聞きました。その結果、上位には、「大人の余裕があるところ」(81%)、「頼りがいがあるところ」(76%)、「落ち着きがあるところ」(66%)といった回答が並びました。 年齢とともに重ねた経験に裏付けられた、同年代の男性とは一味違う存在感が、40歳オーバーの男性の最大の魅力だと言えるでしょう。

◆ NGの声も続出! 40代オーバーの男性に求められるのは… “年相応の身だしなみ”

このように、20代の女性会社員から支持される40歳オーバーの男性ですが、もちろんどんな人でも良いという訳ではありません。
「年上の男性に対して、NGだと思うポイント」を自由回答形式で答えてもらうと、「何よりNGなのは、不潔なのと、お金をかけないファストファッション」(27歳・メーカー)、「年相応の品質のものを着ていない人はNG」(25歳・サービス業)といった厳しい意見も見受けられました。
そこで、「40歳オーバーの男性が魅力的に見えるために、こだわるべきだと思うポイント」をたずねると、「清潔感」(76%)が最多の回答となりました。周りを不快にさせるような不潔な身だしなみは、もちろんNGです。しかし、それだけではありません。2位と4位に、「上品さ」(43%)と「洗練感」(42%)が入ったように、清潔さを保つのはもちろん、“年齢に合わせた身だしなみ”も、40歳オーバーの男性には求められます。
ちなみに、1位になった「清潔感」については、より詳細に調査を行いました。ファッションやヘアスタイルなど、6つの項目に対して、「20代女性が40歳オーバーの男性を不潔だと感じるポイント」を調べたところ、2位以下の「肌荒れをしている人」(32%)、「体型が崩れた人」(29%)を大きく引き離し、最も多くの人が選んだのは、「ヒゲ」(59%)でした。
渋さを演出する「モテパーツ」にもなりうるヒゲですが、きちんとケアが行き届かなければ、半数以上の女性が“「ヒゲ」=「不潔」”と感じるようです。40歳オーバーの男性にとっては、十分に注意してお手入れをしなければならないと言えるでしょう。


【調査概要】
調査名:40歳オーバーの男性の魅力に関する意識・実態調査
調査対象:
 <事前調査> 20代の女性会社員 2,954名
 <本調査> 「40歳オーバーの男性にトキメいたことがある」と回答した人の内、500名
調査期間:2014年12月5日(金)~2014年12月10日(水)
調査方法:インターネット調査
調査実施機関:楽天リサーチ株式会社

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[トレンド総研]
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