日本勤務を希望する外国人転職希望者に関する調査 

2014年12月26日
ダイジョブ・グローバルリクルーティングは、在日本と在海外の外国人転職希望者の日本での就業についてDaijob.comの登録ユーザーにて調査致しました。

日本企業のグローバル化が進み、更に日本の労働人口が減少トレンドに突入する中、今後、外国人バイリンガル採用のニーズが高まっていくと予想されます。今回のレポートでは在日本と在海外にて、日本での勤務を希望する外国人がどの程度存在するのか?更に現状の在日本企業に 外国人採用ニーズがどの程度あるのかを明らかにしています。

【調査結果】

◆在海外の外国人の49%は日本での勤務を希望
2012-2014年11月にDaijob.comに登録した外国人転職希望者の内、在日本で日本勤務のみを希望しているユーザーは年々増加しており、2012年:64%、2013年78%、2014年86%と2年間で22%増加していることが明らかになりました。 また、在海外で、日本勤務を希望する外国人転職希望者も、2012年:30%、2013年:39%、2014年49%と2年間で19%増加している事が明らかになりました。 逆に希望勤務地を日本でも海外でも良いとする外国人転職希望者は年々減少しており、在日本の場合は2012年と2014年を比較すると29%(2012年)から11%(2013年)に減少、在海外の場合は41%(2012年)から23%(2014年)と18%減少致しました。

◆在日本外国人のスカウト受信率が2年で倍増
次に希望勤務地を日本のみにしている外国人転職希望者のDaijob.comへの登録数、企業からのスカウトメール受信数を在日本と在海外の場合で比較してみると、登録数は2012年から倍増しており、在日本の外国人転職希望者に至っては、Daijobに登録した人の63%が登録同月内に企業からのスカウトメールを受け取っていることが明らかになりました。

◆在日本、在海外の約50ヶ国の外国人転職希望者が日本勤務を希望
2014年11月にDaijob.comに登録した勤務地日本を希望する外国人転職希望者数を国籍別に分けました。在海外で日本勤務を希望する外国人転職希望者が一番多いのはフィリピン、次いでインドという結果になりました。在日本の場合は、中国出身の転職希望者が一番多く、次いで韓国となりました。
2012年には約30ヶ国から外国人転職希望者が日本での就職先を探すために集まっていましたが、2014年には1.6倍の50ヶ国と増加傾向にありました。近年のクールジャパン等の取り組みにより、日本の魅力が世界により積極的に発信されるようになった事で、日本に興味を持ち、日本で働きたいと考える外国人転職希望者が増加しているのではないかと考えられます。


【調査概要】
調査目的:日本勤務を希望する日本在住、海外在住の外国人の増減や企業側の需要の増減について明らかにする
調査対象:2012-2014年の11月1日-11月30日にDaijob.comに登録し、履歴書を作成した外国人転職希望者
調査期間:2014年12月1日-2014年12月19日
※この調査では企業側のニーズの増減を、Daijob.comの機能で企業が募集要件にあった人に直接アプローチできる「スカウトメール」が会員登録した同月内にどれぐらい送信されたかで表した。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ダイジョブ・グローバルリクルーティング]
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