2014年度上半期 国内PCサーバー出荷概況 

2014年12月22日
MM総研は12月22日、14年度上半期(14年4~9月)のPCサーバー国内出荷実績をまとめた。

■出荷台数は前年同期比5.4%減の23万6,350台、金額で0.6%増の1,120億円

■Windows Server 2003のサポート終了に伴う入れ替え需要が焦点


それによると、日本のPCサーバー出荷台数は前年同期比5.4%減の23万6,350台となった。出荷金額では同0.6%増の1,120億円となった。サーバー仮想化による物理サーバーの集約、統合が進む中で台数微減、金額微増の傾向が続いている。消費増税前の駆け込み需要で昨年度下期が二けた成長したが、その反動が上半期に現れたともいえる。

出荷金額は、サーバーの仮想化が進む中で、物理サーバーの集約・統合が1台当りのサーバー出荷金額を押し上げている。仮想サーバー活用は、通信キャリア、SNS・ゲーム産業などの情報通信産業だけでなく一般民需にも広がりを見せている。

PCサーバーで汎用OSとして利用されるWindowsだが、2015年7月にWindows Server 2003のサポート終了が予定されており、下半期は終了前の買い替え需要がどの程度盛り上がるかが焦点となりそうだ。2014年度下期は台数がプラス成長に転じ、出荷台数30万1,500台(6.5%増)、出荷金額1,430億円(13.6%増)を見込む。

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[MM総研]
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