手足口病対策の実態調査2014 

2014年07月22日
漢方デスクは、現在全国的に流行していると言われている手足口病に関する実態調査を行いました。

その結果、手足口病の対策方法は知らないが、何かしらの日常的な対策が必要と6割近くが認識していることが分かりました。また、対策の重要性について認識しているにも関わらず、実際に対策まで行動を移せている人は10%も満たないことが分かりました。一方で、手足口病になった場合の治療法についてよく理解していない人が2割弱おり、予防法•治療法の啓発が急務であると考えます。

【調査結果】

■身内や知り合いで手足口病に感染している人はわずか1.4%
「手足口病が流行しています。手足口病にかかっている方がご家族や周りの方でいらっしゃいますか?」(N=2,164)という設問に対し、1.4%の人が「はい」と回答しました。
手足口病の流行がメディアで報道されますが、現状として身近に感染者がいる実感があまりない状況が見受けられます。

■手足口病の対策方法18.3%しか知らないも、日常的な対策が必要と6割が認識
「手足口病の対策方法はご存知ですか?」(N=2,154)という設問では、「はい」と回答した人の割合は18.3%でした。
「手足口病の日常的な対策は必要だと思いますか?」(N=2,126)という設問では、「はい」と回答した人の割合は63.4%に及びました。
手足口病の具体的な対策方法については知らないが、日常的に何か対策をすることが必要だと考えている人が多いことが分かりました。

■実際に対策を行っているはわずか6.7%
「実際に現在手足口病の対策をされていますか?」(N=2,124)という設問では、「はい」の回答がわずか6.7%しかありませんでした。
手足口病の対策方法を知っているにも関わらず、また対策方法の重要性について認識しているにも関わらず、実際に行動に移せている人が少ないことが分かりました。

■16.9%の人が手足口病の治療方法についてよく理解していない
「実際に手足口病に感染されたら、どのような治療を試みようと考えられますか?」(N=2,141)という設問では、

・ 病院に行く 78.2%
・ 安静にする 3.6%
・ 薬を買って服用する 0.8%
・ 消毒する 0.5%
・ 治療法がよくわからない 16.9%
という回答が得られ、治療方法についてよく理解していない人が2割弱いることが分かりました。

手足口病の対策方法だけでなく、治療方法についてもよく知らない人がいることが分かりました。
よって、手足口病の予防法•治療法の啓発が急務であると考えまして、近く当サイトでも特集ページをご用意する予定です。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2014年7月17日~2014年7月22日
地域:全国
対象者:「漢方デスク」利用者
 (年齢構成19歳以下3%、20-34歳37 %、35-49歳48 %、50-64歳10 %、65歳以上1%)
有効回答数:2,164

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[漢方デスク]
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