2014年度 新入社員 秋の意識調査 

2014年12月22日
日本生産性本部は2014年度の入社半年後の新入社員を対象としたアンケートを実施した。本調査は1991年より継続的に行っており、今回が24回目。

【調査結果の主なポイント】

1. 【新設問】女性新入社員「あなたは管理職になりたいですか」という設問に対し、72.8%が「なりたくない」と回答
「あなたは管理職になりたいですか」という設問に対し、「なりたくない」とする回答が全体の 48.0%であったが、女性新入社員のみで見ると、「なりたくない」とする回答が 72.8%であった。(男性新入社員は 34.5%が「なりたくない」と回答)

2. 【新設問】管理職になりたくない理由を問う設問において、男女共に最も多い回答は「自分の自由な時間を持ちたい」
(「管理職になりたくない」と回答した方を対象とした)「なりたくない理由に最も近いものを選択してください」という設問に対して、男女共に最も多い回答は「自分の自由な時間を持ちたい」(男性新入社員 56.2%、女性新入社員38.9%であった。

3. 【男性新入社員の 7 割】男性新入社員「子供が生まれたときには、育児休暇を取得したい」という設問に対し、「そう思う」とする回答(70.0%)
「子供が生まれたときには、育児休暇を取得したい」という設問に対し、「そう思う」とする回答が全体の80.4%であったが、男性新入社員のみで見ると「そう思う」とする回答が 70.0%であった。(女性新入社員は 97.6%が「そう思う」と回答)

4. 【直近 10 年間で最高】「条件の良い会社があれば、さっさと移るほうが得だ」という設問に対し、「そう思う」とする回答(45.3%)
「条件の良い会社があれば、さっさと移るほうが得だ」という設問に対し、「そう思う」とする回答の割合が 2005 年以降直近 10 年間の調査で最高の 45.3%となった。

5. 【7 割超える】「残業が少なく、平日でも自分の時間を持て、趣味などに時間が使える職場」を好むとの回答(70.1%)
「残業が少なく、平日でも自分の時間を持て、趣味などに時間が使える職場」を好むとの回答が 2 年ぶりに 7 割を超え、過去 10 年では 2 番目に高い 70.1%となった。


【調査方法】
調査名 :2014 秋・若者意識アンケート
調査対象 :2014 年春、秋に実施した日本生産性本部 経営開発部主催の新入社員教育プログラム等への参加者
調査期間 :2014 年 10 月~12 月
有効回答数:234 通 (男性 148 名 女性 85 名 性別無回答 1 名)
有効回答率:29.6%

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本生産性本部]
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