2014年・歌詞閲覧・年間ランキング TOP50 

2014年12月22日
ページワンが運営する、歌詞専門サイト「歌ネット」が、PC版、スマートフォン版、合わせて468,718,718 回(前年比約11%増)の歌詞閲覧データを集計し、「2014年・歌詞閲覧 年間ランキング TOP50 速報版」(集計期間:2014年1月1日~2014年12月14日)を発表。

今年、最も歌詞が見られた曲、2014年の年間アクセスランキング・楽曲別では、Rihwaの「春風」が、今年、社会現象ともなった「アナ雪」の「Let It Go~ありのままで~」(May J.)、昨年の「歌ネット」年間1位にもなったロングヒット曲、SEKAI NO OWARIの「RPG」を抑え1位に、アーティスト別では、3年連続で嵐が1位となりました。

2012年7月のメジャーデビュー後、約2年半で年間1位となったRihwaは、前作の「Last Love」(2013年6月発売)がヒットし、昨年の「歌ネット」年間ランキングでも12位を記録。続く、5枚目となるシングル「春風」が、今年、ドラマ「僕のいた時間」の主題歌となり、各音楽配信サイトでも年間ランキングの上位にランクインしています。

楽曲別では、SEKAI NO OWARIが6曲、back numberが7曲、西野カナが4曲、それぞれ50位以内に入るという相変わらずの安定感を見せる中、シェネル、MUSH&Co.(大原櫻子)、MACO、Flower、片平里菜らが上位ランクインし、ネクストブレイクとして期待されます。

とくに、5位のシェネルは、歌詞掲載からわずか2カ月での年間5位。ドラマ「ディア・シスター」の主題歌となっている「Happiness」は、ドラマの初回放送(10月16日)とともに歌詞掲載を開始し、CD発売前に「歌ネット」のデイリーランキングで1位を獲得。その後も、12月15日付までウィークリーランキングで7週連続1位を継続中。ドラマ主題歌の歌詞が必ずしも多く見られるわけではない現状から考えると、Rihwa同様、タイアップが効果的に作用した結果と言えます。

一方、アーティスト別では、back numberが前年10位から2位へと大幅ランクアップ。3年連続1位の嵐に、総閲覧回数で約5万回という僅差での2位。back numberの他にも、バンドがトップ10の中に6組も入っていることも特徴的です。

また、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE(51位→9位)と、AAA(24位→10位)は、大幅にランキングを上げています。新曲だけでなく、それぞれ「花火」と「恋音と雨空」が、いずれも2013年以前の発売にも関わらず、長く見られ続けているように、歌詞サイトでは、ロングヒット曲が、そのヒットの期間以上に、長期間に渡って上位ランクインする傾向があり、たとえば、楽曲別4位のback number「花束」(2011年発売)のように、それらは、本当に歌詞が支持されている楽曲と言えます。

さらに、セールスチャートを席捲したAKB48がアーティスト別で43位と、歌詞ランキングの場合それほど上位には入らず、逆に、テレビ露出のないバンドに人気が集まっていることからも、単純に目に見える露出の多さだけでは見えない、本当に支持されている楽曲が見えてきます。

【楽曲 ランキング TOP10】(抜粋)

 1位 「春風」 Rihwa
 2位 「RPG」 SEKAI NO OWARI
 3位 「Let It Go ~ありのままで~ (エンドソング)」 May J.
 4位 「花束」 back number
 5位 「Happiness」 シェネル
 6位 「高嶺の花子さん」 back number
 7位 「明日も」 MUSH&Co.
 8位 「恋音と雨空」 AAA
 9位 「Darling」 西野カナ
10位 「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない~We Are Never Ever
   Getting Back Together (Japanese Ver.) 」 MACO

【アーティスト ランキング TOP10】(抜粋)

 1位  嵐
 2位  back number
 3位  西野カナ
 4位  SEKAI NO OWARI
 5位  GReeeeN
 6位  RADWIMPS
 7位  UVERworld
 8位  ONE OK ROCK
 9位  三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE
10位  AAA

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[歌ネット]
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