矢野経済研究所は、国内のスポーツアパレル市場の調査を実施した。

<スポーツアパレル市場とは>
本調査におけるスポーツアパレル市場とは、トレーニングウエア、ゴルフウエア、アウトドアウエア、サッカー・フットサルウエア、ライフスタイルウエア、野球・ソフトボールウエア、テニスウエア、陸上競技・ランニングウエア、スイムウエア、スキー・スノーボードウエア、バスケットボールウエア、フィットネスウエア、その他ウエアの13カテゴリーを対象とした。その他ウエアには、バレーボールウエアや柔道着、空手着、ラグビーウエア、マリンスーツ、卓球ウエア等が含まれる。

<機能性アンダーウエアとは>
本調査における機能性アンダーウエアとは、着圧することによって運動機能の向上や疲労対策、筋肉や関節のサポート、体幹や姿勢を補整するタイプの、コンプレッション・サポート系アンダーウエアをさす。また、市場規模は、スポーツアパレル市場規模の内数であり、各カテゴリーにおけるアンダーウエアの一部としてそれぞれ含まれる。

<スポーツサポーターとは>
本調査におけるスポーツサポーターとは、運動時における関節部分への衝撃吸収および運動機能補助を主たる目的としたもので、「テーピング」「股間に当てるもの」「磁気等を使用したネックレス類」を除く。また、弊社対象のスポーツ流通小売業にて販売しているブランドを対象としており、医療施設や薬局(ドラックストアを含む)で販売されているものは含まない。

【調査結果サマリー】

◆2014年のスポーツアパレル国内市場は、前年比102.3%とプラス成長の見込み
2014年のスポーツアパレル国内市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年比102.3%の5,241億3,000万円の見込みである。ゴルフウエア、ライフスタイルウエア、スキー・スノーボードウエアが前年割れとなったものの、サッカー・フットサルウエアなどその他の9カテゴリーにおいては、前年を上回る見込みとなっている。

◆トレーニングウエア市場は、2014年も出荷拡大の見込みだが店頭販売の不振が続く
2014年のトレーニングウエア国内市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年比101.8%の1,231億円の見込みである。健康、美容志向によるスポーツへの関心の高さが続き、スポーツウエアに対する需要は依然大きいことから2014年もメーカーは出荷拡大を見込む。しかし、夏場以降の天候不順などを理由として店頭販売の苦戦が続いたことで、2013年と比較して流通在庫が多くなっており、冬のセール期間においては在庫整理のためのクリアランス合戦という“消耗戦”が展開される可能性が高いものと考える。

◆2014年のサッカー・フットサルウエア市場は、前年比109.5%と高成長の見込み
2014年のサッカー・フットサルウエア国内市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年比109.5%の392億円の見込みである。若年競技者数の増加を背景としたチームウエアの安定した需要に加え、ワールドカップ開催で日本代表のレプリカウエアが特に好調な売れ行きとなり、前年を大きく上回る見込みである。

◆2014年のアウトドアウエア市場はライフスタイルウエアとしての需要が拡大し、成長の見込み
2014年のアウトドアウエア国内市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年比106.2%の800億円の見込みである。若い女性を中心とした登山のエントリー需要に2013年までほどの伸びは見られなかったものの、機能性だけでなくファッション性が高まり、日常のライフスタイルウエアとしての需要を拡大したことで高成長を見込む。


【調査概要】
調査期間:2014年8月~11月
調査対象:スポーツ関連企業(メーカー・卸売業・小売業)
調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに郵送アンケートによる調査を併用

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