イマドキの結婚観を探る調査 

2014年12月18日
ぐるなびが運営する「ぐるなびウエディング」は、イマドキの結婚観を探る調査アンケートを実施。結婚式を挙げようと考えている未婚・既婚者の結婚観として、親しい人たちとともに、ゆっくりと式を楽しむことができる式へのニーズが高まってきています。また今後増税が見込まれる中、結婚を考える人達のゆずれないポイントを探りました。

【調査結果】

1 結婚式、増税前の駆け込み需要はあるのか!?実は8割が意識していない!?

結婚式を挙げる予定について、「既に結婚式の予定が決まっている」「現在、結婚式の会場を探している」「現在、予定はないが、いつか結婚式を挙げたい」と答えた方へ、消費税10%の増税による実施時期の検討を伺ったところ、「特に意識していない」(87.7%)、「早まる/早まりそうである」(12.3%)という結果となり、増税による駆け込み需要は今のところ現れていませんでした。

2 【新郎新婦】増税しても諦めたくない!結婚式での重要項目は料理!!

新郎新婦が結婚式を実施する際に、消費税10%の増税があったとしても費用を抑えたくないものとして20代女性(52.7%)、30代女性(53.3%)、 30代男性(31.2%)で「料理・飲料」がそれぞれ1位に選ばれています。20代男性では「新婦の衣装」(24.1%)が最も多く、新婦を気遣う優しい一面が現れています。

3 やはり気を抜けない!参加するゲストの楽しみは断トツでお料理なんです!!

ゲストが結婚式に参加する際に楽しみにしていることとしては全年代を通して「料理の質」が1位となりました。

4 料理へのこだわりは個別対応と見た目にわかりやすさが重要!

新郎・新婦はコース内での料理差し替え、個別対応など、ひとりひとりのゲストに応じたおもてなしを重視する一方、招待されるゲストはドリンク充実、デザートビュッフェ、高級食材など、見た目にも豪華で分かりやすいおもてなしを求めていることが分かりました。

5 挙げたい挙式スタイルを探る! “少人数”“アットホーム”“堅苦しくない”式が良い?

本当に大切なゲストだけを招待しておこなう挙式と食事会だけのアットホームな結婚式のスタイル。
親族のみで食事を楽しみながら結婚式をしたい方や、ゲストとゆっくり会話を楽しみたい方、お料理でゲストをよろこばせたい方などにおすすめの、食事会でおもてなしするシンプルな結婚式です。

上記のような結婚式スタイル=「お食事会ウエディング」を「良い」と評価する回答は89.3%。さらに、良いと評価した回答者の挙式意向では、93.8%がお食事会ウエディングを「挙げたい」と回答しています。本結果より、結婚を考える今どきの新郎新婦は「お食事会ウエディング」を挙げることに対して非常に前向きであることが明らかになりました。

お食事会ウエディングを「挙げたい」 「ぜひ挙げたい」と答えた方の自由回答

(女性 20代)
・参加する人の楽しみは料理だと思う。料理だけでも楽しんでもらいたいから。
・従来の披露宴は新郎新婦とゲストとのやりとりがほとんどなくお祝いの気持ちを表しにくいので。
・派手なものよりこじんまりとおしゃべりを楽しみたいから。

(女性 30代)
・既に結婚して5年以上経っているので派手ではなくゆったりした式にしたいので。
・規模の大きな式をあげても、大切な人達に感謝できる時間がなくなってしまっては意味がないから。
・結婚式は本当に祝福してくれる人だけでよいので、人数が少なくても料理や内容をよくしたい。
・年齢的に招待客もそんなに多くなく、盛大にあげるより喜んで来て貰える様なおもてなしが出来そうだから。
・今までは結婚式のよさがわからなかったのであまり挙げたいとは思わなかったけれど、このような挙式であれば意味があると思うので挙式したい。

(男性 20代)
・ゲストと新郎新婦の距離が近そう。
・食事は大事にしたいため。

(男性 30代)
・人数合わせではなく本当に大切なゲストだけを招待して、料理でゲストを喜ばせるというところに魅かれたため。
・あまり盛大にするのは恥ずかしいから。
・形式ばらずアットホームにできそうだから。

魅力的を感じた要素として「形式ばったことや堅苦しいことはしない」「招待するのは家族・親族・親友を中心とした、本当に大切なゲスト」という回答が目立ちました。また、20代の若い世代には「ゲストとゆっくり会話し、感謝を伝えるための結婚式」といった、ゲストとの距離の近さが支持されている一方、30代以上では「会社関係の人など、付き合い上の招待はしないこと」など、人付き合いの煩わしさから支持されていることが分かりました。

以上より、特に提供される料理には新郎・新婦、ゲストともに注目が高く、食事をゆっくりと楽しむことができるお食事会ウエディングのコンセプトに対しては多くの方から共感が得られています。また、形式ばったことを遠慮しがちなイマドキの結婚式スタイルとして、潜在的なニーズがあることが明らかとなりました。


【調査概要】
調査日:2014年11月14日 ~ 2014年11月17日
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~39歳の男女  2570名(ぐるなび会員)
抽出条件:
 ・「未婚者で、パートナーがおり結婚を考えている人」または、「既婚者で、結婚5年以内であり結婚式を挙げていない人」(n=473)
 ・結婚式にゲストで参加したことがある人(n=1765)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ぐるなびウエディング]
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