今年の振り返りと来年の目標に関する調査2014 

2014年12月16日
Gabaでは、ビジネスパーソンの今年の様子(仕事や生活の状況)や来年に対する意識(目標や流行)を探るため、全国の20歳~59歳のビジネスパーソンに対し「今年の振り返りと来年の目標に関する調査2014」を実施いたしました。

【調査結果サマリー】

~~今年一年の休日の過ごし方~~
20代のオフの過ごし方 「スマホゲーム」でよく遊んだ 42.0%

~~今年の自己投資状況~~
今年、自己投資に取り組んだビジネスパーソンは45.3%
年収800万円以上では61.9%、年収が高い層ほど自己投資に取り組んでいる傾向
自己投資の平均額(月額)は18,488円

~~今年4月増税後の消費~~
今年の4月以降の購買意欲 「下がった」57.0%
女性は「美容・ファッション関連」と「お菓子」、男性は「アルコール飲料」を買い控え

~~来年2015年の目標~~
ビジネスウーマンの来年の目標 「美容度UP・アンチエイジング」31.4%

~~来年2015年に流行ると思うモノ~~
1位「格安スマホ」
2位「バーチャルリアリティ・ゲーム」、3位「シニア家電」
北陸・甲信越のビジネスパーソンによる流行るモノ予想 「北陸新幹線」が3位に

【調査結果】

~~今年一年の休日の過ごし方~~

◆ 今年一年の休日の過ごし方 「何もせずダラダラする」ことがあった 69.9%
◆休日はインドア派が多い!? 「自宅で充実した時間を過ごす」ことがあった 76.6%
◆来年は多くしたい「積極的に外出する」81.7%

全国の20歳~59歳の男女ビジネスパーソン 1,000名(全回答者)に、今年一年の休日は、どのようにして過ごしたかを聞いたところ、『あった(計)』(「よくあった」と「時々あった」の合計)は、「何もせずダラダラする」69.9%、「家事をする」69.9%、「自宅で充実した時間を過ごす(趣味、家族との時間など)」76.6%となりました。
また、来年の休日の過ごし方はどのようにしたいか聞いたところ、「自宅で充実した時間を過ごす(趣味、家族との時間など)」(多くしたい 93.7%)、「積極的に外出する」(多くしたい 81.7%)では大多数のビジネスパーソンが「多くしたい」と回答し、「家事をする」(多くしたい 62.7%)でも過半数が「多くしたい」としました。

◆今年一年間、仕事以外でよくしたこと 1位「テレビ・DVDをみる」、2位「インターネットをする」
◆20代のオフの過ごし方 「スマホゲーム」でよく遊んだ 42.0%
◆オフタイム、年収800万円以上では「旅行」、「スポーツ」に費やす傾向

全回答者(1,000名)に、今年一年間、仕事以外でどのようなことをよくしたか聞いたところ、最も多かったのは「テレビ・DVDをみる」で53.3%、次いで、「インターネットをする」51.5%、「家族・子どもと過ごす」50.0%が続きました。
世代別にみると、20代では「友人・恋人と過ごす」50.4%のほか、「音楽をきく」44.4%や「スマホゲーム・ケータイゲームをする」42.0%、「漫画をよむ」34.0%、「SNSに投稿する・閲覧する」24.8%、「TVゲームをする」22.0%を挙げた割合が他の世代に比べ高くなりました。
また、年収別にみると、年収800万円以上の層では「旅行にいく」38.1%や「スポーツ・運動をする」28.6%、「新聞をよむ」21.4%、「スポーツを観戦する」19.0%を挙げた割合が他の年収層に比べ高くなりました。

~~今年の目標~~

◆ビジネスパーソンが今年立てた目標 「貯金」、「年収 UP」、「ダイエット」
◆ 「貯金」、「年収 UP」を目標に立てたビジネスパーソンが昨年より大幅に増加
◆ 達成率が一番高かった目標は「自動車購入」44.3%

全回答者(1,000 名)に、今年2014年、目標にしていたことを聞いたところ、「貯金」が最も多く 47.9%、次いで、「年収UP」37.1%、「ダイエット」24.1%が続きました。
昨年の調査結果(※)と比べると、「貯金」(昨年35.9%、今年12.0ポイント上昇)と「年収 UP」(昨年22.7%、今年14.4ポイント上昇)は、10ポイント以上の上昇という結果となりました。
※ビジネスパーソンの今年の振り返りと来年の目標に関する調査2013

次に、調査時点(2014年11月下旬~12月上旬)までに達成できた目標を聞いたところ、目標達成率が最も高かったのは「自動車購入」で44.3%、次いで、「親孝行」37.0%が続きました。他方、目標達成率が最も低くなった項目は「美容度UP・アンチエイジング」で12.1%、次いで、「結婚」13.2%、「男子・女子としての魅力 UP」14.0%、「ダイエット」17.0%、「健康度UP」19.6%でした。

~~今年の自己投資状況~~

◆今年、自己投資に取り組んだビジネスパーソンは45.3%
◆年収800万円以上では61.9%、年収が高い層ほど自己投資に取り組んでいる傾向
◆自己投資の平均額(月額)は18,488円

今年、自己投資に取り組んだビジネスパーソンの割合をみると、「自己投資を行った」は45.3%となりました。
年収別にみると、年収が上がるにつれ「自己投資を行った」割合も高くなり、年収600万円~800万円未満の層では54.2%、年収800万円以上の層では61.9%となりました。

自己投資に取り組んだ453名に、どのようなことに取り組んだのかを聞いたところ、「読書」51.4%が際立って高くなりました。読書に続いたのは、「資格や試験(語学以外)のための勉強」21.6%、「業務スキルUPのための勉強」18.3%、「ビジネススキルUPのための勉強」15.5%、「情報交換の場への参加」12.6%、「資格や試験(語学)のための勉強」11.7%、「英会話」11.5%でした。

また、同じ453名に、ひと月の自己投資額(※)を聞いたところ、「1円~5千円未満」30.7%、「5千円~1万円未満」21.4%、「1万円~2万円未満」15.5%となり、平均は18,488円でした。
※会社からの補助は含めない

~~今年のやり残し~~

◆ビジネスパーソンが今年やり残したこと 「休日の充実」、「業務スキル UP」、「業務実績 UP」
◆30代では、「ケータイ・スマホの買い替え」にやり残しを感じたのは16.0%

全回答者(1,000 名)に、今年、仕事や生活のテーマで“やり残した”と感じるものを聞いたところ、「休日を充実させる」が最も多く 34.4%、次いで、「業務スキルを上げる」30.3%、「業務実績を上げる」22.8%が続きました。
世代別にみると、「業務スキルを上げる」は若い世代ほど高く、20代では 35.6%、30代 33.2%、40代 28.0%、50代 24.4%となり、「ケータイやスマホの買い替え」は 30代が 16.0%と他の世代よりやや高くなりました。

~~今年4月増税後の消費~~

◆今年の4月以降の購買意欲 「下がった」57.0%
◆女性は「美容・ファッション関連」と「お菓子」、男性は「アルコール飲料」を買い控え

今年4月に、消費税が5%から8%に上がりましたが、全回答者(1,000 名)に、消費税増税後、購買意欲はどのように変化したか聞いたところ、『下がった(計)』は 57.0%(「下がった」28.5%、「やや下がった」28.5%の合計)となりました。

次に、購買意欲が下がった570名が、今年の4月以降に買い控えたものをみると、最も多かったのは「衣類」で 40.2%、次いで、「くつ・かばん」が 36.1%でした。
男女別にみると、女性では「衣類」49.2%(男性 30.3%)、「くつ・かばん」43.5%(男性 28.0%)、「アクセサリー・貴金属」34.8%(男性 19.2%)、「お菓子・アイスクリーム」34.1%(男性 25.8%)、「化粧品・スキンケア商品」23.4%(男性 7.0%)が男性より高くなり、男性では「アルコール飲料」23.6%(女性 18.1%)が女性より高くなりました。

~~来年 2015 年の目標~~

◆来年の目標にしたいこと1位「貯金」、2位「年収 UP」、3位「ダイエット」
◆ ビジネスウーマンの来年の目標 「美容度 UP・アンチエイジング」31.4%

全回答者(1,000名)に、来年2015年の目標にしたいことを聞いたところ、「貯金」52.6%が最も多く、次いで、「年収 UP」40.8%、「ダイエット」26.7%、「健康度 UP」26.0%、「人脈を広げる」19.7%が続きました。
男女別にみると、女性では「貯金」が 62.0%と男性の 43.2%に比べ高かったほか、「ダイエット」(女性 35.0%、男性 18.4%)、「健康度 UP」(女性 34.6%、男性 17.4%)、「美容度 UP・アンチエイジング」(女性 31.4%、男性 5.2%)でも男性に比べて高くなりました。

~~~来年2015年のケータイ買い替え予定~~

◆ 「来年ケータイを買い替えようと思う」 48.1%、ガラケーユーザーでは 54.1%
◆ 買い替え意向のあるガラケーユーザーの 20.0%が次も「ガラケー」
◆ 買い替え意向のあるスマホユーザーには「ガラケー」に替えるユーザーも!?

全回答者(1,000名)に、来年2015年、ケータイを買い替えようと思うか聞いたところ、「買い替えようと思う」48.1%、「買い替えようと思わない」51.9%と、買い替え意向あり派となし派が拮抗する結果となりました。
現在使っている端末別にみると、ガラケーユーザーの 54.1%が「買い替えようと思う」に対して、スマホユーザーの 58.1%は「買い替えようと思わない」となりました。

買い替え意向のある481名に、次はどのようなケータイにしたいか聞いたところ、「従来型携帯電話(ガラケー)」12.1%、「スマートフォン・Android」20.0%、「スマートフォン・iPhone」30.1%となりました。
現在使っている端末別にみると、ガラケーユーザーの 20.0%は「従来型携帯電話(ガラケー)」と回答し、スマホユーザーでは、「スマートフォン・iPhone」40.1%が最も高く、「スマートフォン・Android」は 19.3%となりました。また、スマホからガラケーへの変更を考えているビジネスパーソンもわずかにみられ、スマホユーザーの 1.9%が「従来型携帯電話(ガラケー)」を挙げました。

~~来年2015年に流行ると思うモノ~~

◆ビジネスパーソンの2015年に流行るモノ予想
 1位「格安スマホ」、2位「バーチャルリアリティ・ゲーム」、3位「シニア家電」
◆ 流行るモノ予想 自動車関連では「軽自動車 SUV」、「FCV(燃料電池自動車)」が上位にランクイン
◆ 流行るモノ予想 食品・飲料関連でのトップは「第三の健康食品」
◆ 北陸・甲信越のビジネスパーソンによる流行るモノ予想 「北陸新幹線」が3位に

全回答者(1,000名)に、来年2015年に流行ると思うモノを聞いたところ、1位は「格安スマホ」(38.6%)、2位「バーチャルリアリティ・ゲーム」(26.1%)、3位「シニア家電」(22.2%)、4位「軽自動車 SUV」(19.6%)、5位「第三の健康食品」(19.0%)となりました。
自動車関連は6位と7位にも登場し、6位は「FCV(燃料電池自動車)」(17.8%)、7位は「インテリジェントパーキングアシスト搭載車(縦列駐車や車庫入れのハンドル操作をアシスト)」(17.6%)でした。
食品・飲料関連では、5位の「第三の健康食品」のほか、12位に「プリン体 0 発泡酒」(14.1%)が登場しました。
また、来年3月14日に開業が予定されている「北陸新幹線」は全体では12.4%でしたが、北陸・甲信越に限ってみると29.0%と約3割になり、「格安スマホ」(48.4%)、「バーチャルリアリティ・ゲーム」(32.3%)に次いで3位となりました。


【調査概要】
調査タイトル:今年の振り返りと来年の目標に関する調査 2014
調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする全国の20歳~59歳の男女ビジネスパーソン
調査期間:2014年11月27日~12月1日
調査方法:インターネットリサーチ
調査地域:全国
有効回答数:合計1,000名(有効回答から性年代が均等になるように抽出)
(内訳)
 男性:20代125名、30代125名、40代125名、50代125名
 女性:20代125名、30代125名、40代125名、50代125名
協力調査機関:ネットエイジア株式会社

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