日本観光における「食」に関するアンケート調査 

2014年12月15日
リクルートライフスタイルが企画編集する、『HOT PEPPER』は、日本を訪れる観光客の数で上位6位までの国と地域(中国、台湾、香港、韓国、タイ、アメリカ)の訪日観光経験者を対象に、日本観光における「食」に関するアンケートを行い、結果をまとめました。

【調査結果】

日本の魅力は、買い物や寺社巡りを押さえ「食」がトップ!

日本政府観光局は11月19日、訪日観光客の数が今年1月から10月までの累計で1100万9000名を上回り、早くも年間の過去最高を更新したと発表しました。6年後の東京オリンピックを控え、訪日観光客はますます増えると予想されます。今回、過去1年以内に日本に観光目的で訪日経験がある600名の外国人の方に対しアンケート調査を行いました。その中で、「日本に来た際の観光目的は何でしたか?」という質問をしたところ「日本食を楽しむ」が買い物や寺社巡りを押さえてトップに立ちました(下表)。同アンケートでは食事をした後の満足度についても聞きましたが、「満足」「やや満足」と答えた人が95%にのぼり(参考項目参照)、日本食が日本観光の重要な目的になっていることがわかりました。

ラーメン、お好み焼き… 日本の“大衆食“を楽しむ訪日観光客

“外国人が好む日本食“といえば、かつては寿司や天ぷらが定番のイメージでした。ところが今回、「実際、どんな飲食店で食事をしましたか?」と聞いたところ、半数近くが「ラーメン店」に行ったと回答。実際に食べたメニューで、おいしかったものはなんですか?」という問いでも「ラーメン」が1位となりました。国・地域別にみると、ラーメンは中国以外の全ての国と地域で上位3位以内に入り、香港、台湾、タイ、アメリカでは1位。なかでも香港は半数近くが支持する結果となりました。日本で独自の進化を遂げたラーメンは、訪日観光客にとって寿司・天ぷらに代わる「日本食の定番」になってきているようです。
また、人気メニューのにぎり寿司やそばを押さえて、お好み焼きが9位、たこ焼きが11位に入り、訪日観光客が日本固有のファストフードともいえるソース味メニューの“大衆食“を楽しんだ姿がうかがえました。


【調査概要】
調査名:訪日旅行者の実態調査(『HOT PEPPER』調べ)
調査目的:調査対象6つの国と地域の、訪日観光者の行動や意識の実態を把握する
調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2014年8月25日(月)~ 9月3日(水)
調査対象:
 過去1年以内に日本を旅行したことのある、20~59歳の男女
 中国、台湾、香港、韓国、タイ、アメリカ
 (JNTO「訪日外客数総数」を参考に2014年5月の客数上位6つの国と地域を抽出)
調査内容:過去1年間での訪日旅行・飲食・美容経験、次回の訪日意向
有効回答数:600名(中国、台湾、香港、韓国、タイ、アメリカ各100名)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[リクルートライフスタイル]
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