ケアマネジャー実態調査 

2014年12月05日
インターネットインフィニティーは、運営するケアマネジャーを主会員としたウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」において、ヤフーが提供するサービス「Yahoo!エンディング」と共同調査を行い、要介護高齢者の終活に向き合うケアマネジャー実態調査を実施。

【調査結果ポイント】

○ ケアマネジャーの2人に1人が終活に関する相談を「受けたことがある」と回答

○ 「利用者本人」よりも、「利用者の子ども」からの相談が多い

○ 相談内容で多いのは、「葬儀」や「成年後見人」に関すること


【調査結果詳細】

○ 回答したケアマネジャーの属性
性別は、男性228名(42.6%)、女性306名(57.2%)。年齢は、50~54歳が113名(21.1%)で最も多く、次いで40~44歳が94名(17.6%)で、40~50代が多数を占めました。
勤務先は、在宅系が425名で79.4%でした。

○終活に関わる相談を受けたことがあるケアマネジャーは2人に1人
「終活(葬儀・相続など)に関わる相談を受けたことがありますか」という質問に対し、50%の人が「受けたことがある」と答え、2人に1人は終活の相談を受けたことがあるという結果でした。

○「利用者ご本人」より、「利用者の子ども」からの相談が多い
ケアマネジャーに相談を持ちかけた人は、「利用者の子ども」が117名(21.9%)で、「利用者ご本人」の106名(19.8%)をわずかに上回りました。

○相談内容で最も多いのは、「葬儀」に関すること
相談内容は、「葬儀」に関することが179名(33.5%)で最も多く、次いで「成年後見人」98名(18.3%)でした。
同調査の別の質問でも、ケアマネジメント・オンラインに開設している「ケアマネジャーのためのエンディング講座」の中で、ケアマネジャーが特に興味がある項目は「葬儀」や「成年後見等」であることがわかっており、利用者のニーズにケアマネジャーが応えようとしていることがうかがえます。

○専門外の相談を受けた場合は、半数以上が「知っている範囲・一般論で回答」
成年後見制度や葬儀といった専門外で答えにくいような相談であっても、「知っている範囲・一般論で回答」する人は322名(60.3%)と半数以上を占め、「専門家を紹介」「調べ方・問い合わせ先を教える」人よりも多いという結果でした。多くのケアマネジャーが、自ら学び、自身の言葉で利用者に説明しようとしているようです。


【調査概要】
期間:2014年10月29日~2014年11月6日
方法:インターネット調査
対象:「ケアマネジメント・オンライン」の会員ケアマネジャー
回答数:534名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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[インターネットインフィニティー]
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