科学イノベーション調査 2014 

2014年12月04日
バイエル薬品のオープンイノベーションセンター(Open Innovation Center Japan : ICJ)は、科学技術分野の研究者支援事業を展開するリバネスと共同で、国内の大学・研究所に所属する科学研究者 129 名に対してアンケート調査を実施。

調査のなかで、2014 年にマスメディアで取り上げられた主な科学ニュースのうち「イノベーションとして特に評価できる研究」を科学研究者に選択してもらったところ、以下の 3 件が上位に選ばれました。

・1 位 「青色 LED の開発がノーベル物理学賞を受賞」(62.0%)
・2 位 「iPS 細胞由来網膜組織の移植手術」(47.3%)
・3 位 「iPS 細胞からの血小板作製技術の開発」(38.8%)

各ニュースの選択理由では、上位 3 件に共通して「社会への貢献」や「実用化」についての言及が多く
見られ、研究がどのように社会に役立つかを重視する傾向が伺えます。

また、多くの科学研究者が、産学連携によるイノベーションについて積極的な回答を示しました。
・「産学連携による共同研究の流れは、研究のイノベーションを促進すると思う」(96.9%)
・「今後 3 年以内のスパンで考えて、自身の研究において産学連携を推進していきたい」(85.3%)
産学連携において企業に求めることについては、「研究資金の調達」(78.3%)の他、「事業化・製品化のノウハウ」(48.8%)や「市場ニーズの把握」(47.3%)などが上位に挙げられています。


【調査概要】
調査対象: 日本国内の大学・研究所に所属する科学研究者 (有効回答:129 名)
調査方法: メールによる web アンケートフォームの送付
調査期間: 2014 年 11 月 17 日~30 日

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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[バイエル薬品]
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