読広生活者調査CANVASS シニア層分析レポート(住まいの意識をベースにシニア層を全7タイプに分類) 

2014年11月26日
読売広告社は都市部に住むシニア層が、住まいに関してどのような意識を持っているのか、住まいに対する意識の違いで生活意識や理想とする住まいがどのような点で異なるのかを分析・検証し、特に住生活分野でのシニア層マーケティングに資するデータとして活用することを目的に、住まいに関する意識をベースにクラスタリングを行い、それぞれのクラスタの特徴や傾向について分析しています。

今回は、多様な価値観を持つシニア層を把握するために、住まいの意識をベースにシニア層を全7タイプに分類し、それぞれのタイプの生活者像と、理想の住まいを分析しました。

【都市生活シニア層の全7タイプ概要】

1.人とのコミュニケーションを最重視、人が集まる住まいを望むタイプ(含有率:12.4%)

2.畳や和室を好み自然志向、シンプルに自分の居場所を作りたいと考えるタイプ(含有率:13.2%)

3.住まいの安心・安全を重視し、暮らしの利便性を求めるタイプ(含有率:20.9% ※最も人数の多いタイプ)

4.現状の住まいに不満が多く、海辺や高層マンションなど理想の住まいにあこがれているタイプ(含有率:9.0%)

5.地元(今の住まい)への愛着・こだわりが強く、地域とのつながりを大切にするタイプ(含有率:16.0%)

6.住まいのこだわりが強く、地域コミュニティも重視、様々な分野に関心が高いアクティブなタイプ(含有率:11.5%)

7.住まいに対するこだわりが低く、日々の娯楽の充実を望むタイプ(含有率:17.1%)


■分析対象者:シニア層・およびシニア予備軍となる50~74歳男女 N=469
(※ベースデータに読広生活者調査CANVASSを使い、シニア層を抽出して分析対象としています。)

<シニア層分析を行ったベースデータについて>
●タイプ分類および生活価値観分析データ : 読広生活者調査CANVASS 最新版概要
−調査対象: 東京30km圏内、大阪20km圏内に居住する満13歳から74歳の一般男女
−総標本数: 1,800 (東京 1,125 大阪 675)
−標本抽出: エリアサンプリング法(町丁抽出⇒個人抽出)
−調査方法: 留置法(訪問し調査票配布⇒対象者記入⇒訪問回収)
−調査時期: 2013年9月
−調査内容:
 生活全般(満足感、幸福感、関心・こだわり度分野)
 生活意識・態度・商品の購入(衣食住など17分野)
 メディア(メディア接触状況、広告イメージなど)
 好みや願望(自信度、所有商品、自動車重視ポイント)
 フェイス(デモグラフィック、こづかい、所有車など)

●住まいの希望 詳細分析データ:オリジナル調査
−調査対象: 東京30km圏内、大阪20km圏内に居住する満50歳から74歳の一般男女
−総標本数: 1,080 (設計:5歳きざみ×男女 10セル各100人 計1,000人)
−調査方法: インターネット調査(実査:マイボイスコム)
−調査時期: 2014年6月
−調査内容:
 老後の住まいに対する希望(場所・住居形態・求めるスペック・周辺施設など)
 老後にしたいこと(理想の暮らしなど)

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[読売広告社]
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