中高生の英語学習に関する実態調査 2014 

2014年11月28日
ベネッセホールディングスの社内シンクタンク「ベネッセ教育総合研究所」では、2014年3月に、全国の中高生を対象に、英語学習の実態と意識に関する調査を実施しました。
英語教育改革の検討が進むなか、子どもの英語学習の実態や意識に深く切り込むことにより、改めて英語の指導と学習の課題を考察することを目的にしています。本調査は、中学1年生から高校3年生の6学年を対象にしており、学年による違いを見ることもできます。

【主な調査結果】

1.授業中に「単語や英文を読んだり書いたりして覚える」はすべての学年でほぼ8割を超えるが、「自分の気持ちや考えを英語で書く・話す」は、中2の約6割をピークに減少。

1)授業中に「英文を日本語に訳す」「単語や英文を読んだり書いたりして覚える」「単語の意味や英語のしくみについて先生の説明を聞く」「文法の問題を解く」は、すべての学年でほぼ8割以上行われている。

2)一方で、「自分の気持ちや考えを英語で書く」「自分の気持ちや考えを英語で話す」は中2の6割弱(58.1%、55.9%)をピークに学年が上がるほど減少する。

2.授業の予習・復習時に「英語で意見や感想を書く」は、中学で2割未満、高校で1割。

1)授業の予習・復習時に、中高生の6割が、「教科書本文を和訳」している(中学生64.8%、高校生65.3%)。また、中学生の47.0%、高校生の32.7%が予習で「教科書本文をノートに写す」と回答している。

2)一方で、「英語で意見や感想を書く」ことは、予習・復習合わせても中学生は2割未満(18.2%)、高校生も1割(11.6%)である。また、「話す」に関しても、「スピーチやプレゼンテーションなどの発音の練習」は予習・復習あわせて2割前後(中学生23.2%、高校生13.0%)と低い。

3.社会での英語の必要性を9割が感じているが、5割弱が自分自身が使うことはほとんどないと回答。


1)将来の社会での英語の必要性を聞いたところ、中高生の9割*(中学生90.9%、高校生91.1%)が、何らかの形で英語が必要だと回答し、「英語を使うことはほとんどない」は1割に満たない。

2)一方で、自分が英語を使うイメージについて聞いたところ、半数近い中高生は「英語を使うことはほとんどない」(中学生44.2%、高校生46.4%)と回答している。社会での英語の必要性を認識していても、自分自身が使うイメージは低い。
*「日常生活で外国の人と英語を話すことがある」+「いつもではないが仕事で英語を使うことがある」+「仕事ではほとんどいつも英語を使う」の合計)」

4.英語に関する意識では、9割前後が「英語が話せたらかっこいい」と思っている

1)英語の勉強で大切なことについて選択肢の中から3つまで選んでもらったところ、「英語でたくさん会話をする」が一番高く(中学生53.4%、高校生59.8%)、「単語をたくさん覚える」「文法の知識を増やす」「英語をたくさん聞く」などが続く。

2)英語に関する意識について聞いたところ、「英語のテストでいい点をとりたい」(中学生93.9%、高校生90.2%、「とても+まあそう思う」の%)とほぼ同じ割合の9割が、「英語を話せたらかっこいい」(中学生88.5%、高校生90.5%)と思っている。


【調査概要】
名称:中高生の英語学習に関する実態調査2014
調査テーマ:中高生の英語学習の実態と意識
調査方法:郵送法による質問紙調査
調査時期:2014年3月
調査対象:全国の中学1年生~高校3年生6,294名
調査項目:幼少期の英語体験・学び、小学校英語・学校外学習の役立ち感、授業の理解度、授業における活動内容、先生の授業での英語使用、勉強時間、学校外学習、習い事、学校の授業の予習・復習、英語の好き/嫌い、つまずき、英語の学習観、外国や英語との関わり、自主的に英語に触れる活動、英語の必要性、将来の英語使用、など。

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