手帳に関する意識と実態調査2014 

2014年11月18日
高橋書店は、東京エリア(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)と大阪エリア(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県)に住む20代から50代までの働く男女900 名を対象に、『手帳に関する意識と実態調査2014』を実施しました。
20~50代のビジネスパーソンの手帳の利用実態に加え、抱えている秘密や、年収・職種別の意識・実態の違いを調査しました。

【調査結果】

<年収・職種別利用実態 新法則!? 年収・職種による手帳の使い方の特徴とは。>

■「カレンダー式」がトップ人気だが、年収500万円以上では「レフト式」へ人気が逆転。購入費も年収に比例。
⇒年収500万円が「カレンダー式」から「レフト式」へ人気が逆転する分水嶺。
⇒手帳にかけるお金は、年収1,000万円以上(2,919円)と300万円未満(1,239円)で1,700円もの差。
⇒年収1,000万円以上の92%が男性のため、年収が高くなるにつれ男性人気色「黒」人気が高まる。

■年収1,000万以上の手帳術。手帳はカスタマイズし、簡潔に、スケジュールは終了時間まで書き込む。手帳は仕事の能力のバロメーターだと年収が高いほど強く実感。
⇒年収1, 000万円以上では「なるべく簡潔に書き込んでいる」「スケジュールは終了時間まで書き込む」「自分なりに カスタマイズして利用している」という回答が高率。
⇒年収1,000万以上の人の手帳使いのポイントは、「ToDoリスト」や「会議や打ち合わせの内容」を記入すること。
⇒手帳に書き込む内容は、年収が上がるほど仕事の割合が上がるが、1,000万円以上の男性は逆にプライベートが増加。

■宣伝・広報・企画職ではおしゃれな緑が人気のカラー。しっかりお金をかけ、何でも書き込み、長く欲張りに利用。手帳を持たない人は信用しない。
⇒宣伝・広報・企画職では「緑」(18.2%)を選ぶ人が突出して多い。
⇒手帳はサイズや軽さや時間割を重視し、3,250円ものお金をかけ購入。名刺や地図などいろいろ挟み、何でも書き込む。そのため手帳をすぐ捨てる人は少なく、紙の手帳を仕事に不可欠なツールと実感。持っていない人は信用しない。

■SE職は意外にも紙の手帳の仕事効率化効果を最も強く実感。
⇒手帳には何も挟まず、書くこともタスクと会議の内容のみ。だが、紙の手帳の仕事効率化効果を他の職種よりも最も実感。

<手帳の秘密 手帳には秘密がいっぱい!? 秘密を抱えている人は94.4%!>

■社会人の94.4% が手帳に秘密を抱えている 。
⇒ 手帳の中味を人に見られることに抵抗がある人は94.4%だが、関西20代男性は84.0%と低い。秘密の中身は、宣伝・企画職とSE職が、「仕事」と「異性関係」が他の職種より高率。

■関西は20代男性をはじめとして覗くことへの罪悪感が他に比べ低い。
⇒ 他人の手帳を覗いたことのある人は全体では14.8%、一方、関西の20代男性は罪悪感が薄く24.0%。

<手帳白書2014 今年はアナログ回帰?紙の手帳の良さを誰もが認める結果に。>

■デジタルツールとの使い分けでは、アナログ回帰が進む。SE職でも紙の手帳2冊使いが過半数。
⇒ 紙の手帳と他のスケジュール管理ツールの使い分けは、「アナログ手帳の使い分け」が最多、昨年より微増。特にSE職で紙の手帳の2冊使いが過半数を超えるなど、紙の手帳はIT系でも高い評価を受ける。

■年収、職種に関係なく、紙の手帳の良さを実感し、「デジタルツールより紙の手帳が好きだ」(89.3%)と回答。
⇒ 「デジタルツールでのスケジュール管理は、データ消失の心配がある」(72.8%)、「スマホなどのデジタルツールを取引先の前で出してスケジュールを記入するのは気が引ける」(57.0%)、 「スケジュール管理は、デジタルツールより紙の手帳の方がしやすいと思う」(84.2%)など、紙の手帳を誰もが高評価。


【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2014年8月27日~9月2日
調査対象者条件:関東圏・関西圏に居住する、20~59歳の手帳を使用するビジネスパーソンの男女
有効回答者数:
 800名(20代~50代の男女、年代・性別・居住地ごとに各50名)
 年収1,000万以上 100名(20・30代/40代/50代で均等割付)
 計900名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[高橋書店]
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