貯蓄についての主婦の意識調査 

2014年11月14日
フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールドは、貯蓄についての主婦の意識調査を実施。

【調査結果】

(1)貯蓄について

アンケートではまず、貯蓄の使い道について聞いたところ、1位が「老後の資金」で62.9%、2位が「子供の教育費」で55.0%、3位が「緊急・災害時のため」で30.8%でした。
貯蓄の使い道として最も多かった「老後の資金」ですが、準備しておきたい(準備した)金額を聞いたところ、「500万円未満」が11.7%、「500万~1000万円未満」が23.4%、「1000万円~2000万円未満」が30.1%、「2000万円~5000万円未満」が26.7%、「5000万円以上が8.1%で、老後の資金として最も多く想定されているのは「1000万円~2000万円未満」であることがわかりました。

(2)老後の資金について

老後の資金の準備について状況を確認したところ、「準備している(準備した)」が37.2%、「準備していないが、今後する予定」が60.5%、「準備しておらず、今後もする予定はない」が2.2%でした。

次に老後の資金について「いつから貯め始めるか(貯め始めたか)」を聞いたところ、これから準備を始める方については「40代から」が41.7%、「50代から」が42.4%でこの2つの項目で8割を超える結果となりました。
一方、既に準備をしている方(した方)では、「30代から」が40.6%、「40代から」が29.5%でした。さらに「20代から」も17.6%存在し、早くから貯め始めている傾向が見られました。

(3)資産運用について

老後の資金のための資産運用について、準備をまだ始めていない方には、「興味のある資産運用」を、準備している方(した方)には、「現在行っている資産運用」を質問したところ、まだ準備を始めていない方では「定期預金」が52.9%で1位、ついで「個人年金」で29.1%、「生命保険」で19.1%と続きました。
準備している方(した方)でも、同じく「定期預金」、「個人年金」、「生命保険」の順に回答者が多い結果となりましたが、それぞれ比率が55.0%、49.1%、43.4%と「定期預金」以外の2つの資産運用で、準備をまだ始めていない方の回答比率と大きくポイントに差が表れる結果となりました。

アンケートでは、現在の貯蓄額を夫が知っているかどうかについても聞きました。その結果、夫が貯蓄額を「知っている」との回答は41.6%、貯めていることは知っているが金額は知らない」が36.2%、「知らない」が22.2%となり、6割弱の夫が貯蓄額を把握していないことがわかりました。
老後の資金計画に対する具体的なコメントでは、「結婚を機に2人で保険(生命保険・医療保険)の見直しを行いました。掛け捨てではなく、貯蓄もできる商品を選択しました。日々の貯金に加え運用していきます。」(30代女性)といったように、夫婦で協力しあっている様子や、「現在は、住宅ローンと子供の教育費を貯蓄しているので、老後の資金まで手が回りません。こちらのめどがたった時点で、資産運用を検討します。」(40代女性)というようにまずは子供の教育費といった意見が多数見られました。

また、中には「一生懸命、ネットバンクなどで貯金しているのですが、私にもしものことがあった場合を想定して、主人に預金・貯金の一覧表をみせたら、すごーいとほめてもらいました。安心したようで、その頃から、ゴルフに行く回数が増え、現在月2回も行っています。ゴルフレッスンにも月2回通っています。見せなかったら良かったかも?」(50代女性)といった“妻の心、夫知らず”といった夫婦や、「年金に不安を感じているのに、今までほとんど貯蓄できなかったので、少しでも今、収入のあるうちに、貯めておきたいと思っています。夫に知られると、使われてしまいそうなので、内緒にしています。」(50代女性)、「祖母から近いうちに生前贈与で1000万円程いただく予定になっているが、主人には話さずこっそり持っているつもり。」(40代女性)といったように、妻がしたたかに老後の資金計画を立てている家庭もありました。


【調査概要】
対象:当社登録の会員
調査方法:当社リサーチサイト「リサれぽ!」を活用したインターネットリサーチ
調査地域:全国
調査期間:2014年10月22日~10月28日 (7日間)
有効回答者数: 1,039名
属性:女性:20代 1%、30代26%、40代46%、50代以上26%

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[ソフトブレーン・フィールド]
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