「2013年の年末大掃除の実施」に関する調査(20歳~69歳の既婚女性対象) 

2014年11月11日
花王は、 20歳~69歳の既婚女性1,000名を対象に、「2013年の年末大掃除の実施」に関するインターネット調査(n=1056)および、20歳~69歳の既婚女性582名を対象に訪問調査を実施。
その結果、年末の大掃除実施率が2005年の87%から2013年には61%まで落ち込んでいることが分かりました。
大掃除を一日でまとめて行う実施率が05年18%→13年13%と低下している一方で、平均実施日数は、05年3.2日→13年4.3日(いずれも大掃除実施者ベース)と増加しており、一日でしっかり「大掃除」から、何日かに小分けする「小(こ)掃除化」の傾向がみられます。

【主な調査結果・ポイント】

【1】年末大掃除の実施率は、2005年 87%→2013年 61%と、-26%の低下。

【2】年末大掃除そのものの必要は感じているが、負担感が強く、なるべく「簡単・ラク」にすませたいと感じている。

【3】一日でしっかり大掃除から、何日かに小分けする小掃除化の傾向に。05年平均3.2日→13年平均4.3日(いずれも大掃除実施者ベース)

【4】大掃除は、妻主体での実施が中心で、夫の参加率は依然低い。


【調査結果】

【1】年末大掃除の実施率は、2005年 87%→2013年 61%と、-26%の低下。
■2013年の大掃除 実施率は、61%。2005年実施率と比較すると-26%の低下。
■年代別の実施率には、大きな差異は見られない。

年末大掃除の実施率低下の背景としては、以下のようなことが考えられる。
・共働き世帯が増加して、まとめて大掃除を実施する時間が取れない。(05年:988万世帯→12年:1068万世帯)※総務省「労働力調査」より  
・単身世帯・核家族世帯の増加
・住宅設備の進化により、汚れにくい環境へと変化

生活者の声(非実施理由)
●年末は忙しくて大掃除の時間がとれない(20代)
●大掃除をしなくちゃいけないほど家が汚れていない(30代)
●普段から掃除してるし、大掃除の必要性を感じない(30代)

【2】年末大掃除そのものの必要は感じているが、負担感が強く、なるべく「簡単・ラク」にすませたいと感じている。
■普段のそうじではきれいにしきれないので、大掃除の必要性は感じている。
■大掃除は、できるだけ、「簡単に、ラクに、楽しく」にすませたいと感じている。
■また、一日で集中して、というよりも、何日かに分けて少しずつ行いたい、と考えられる。

【3】一日でしっかり大掃除から、何日かに小分けする小掃除化の傾向に。
■大掃除の実施状況を05年と13年で比較して見ると、1日のみで集中して実施した割合は、05年26%→13年13%と半減。
■一方、平均実施日数は05年3.4日→13年4.3日に増加。何日かに小分けして実施している。

【4】大掃除は、妻主体での実施が中心で、夫の参加率は依然低い。
■大掃除の実施場所の上位10は、以下の通り。
■妻と夫の実施状況を見るとまだまだ妻主体での大掃除が中心。


【調査A概要】
調査実施日:2014年1月
調査対象者:20歳~69歳の既婚女性1,000名(20代:68名、30代:214名、40代:226名、50代:241名、60代:251名)
対象者居住地域:全国
調査手法:インターネット調査

【調査B概要】
調査実施日:2014年1月
調査対象者:20歳~69歳の既婚女性582名(20代:37名、30代:129名、40代:153名、50代:118名、60代:145名)
対象者居住地域:首都圏
調査手法:訪問調査

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[PRTIMES]
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