LiB(リブ)は、仕事もプライベートも多忙なハイキャリア女性は、限られた時間の中でどのようにやりくりしているのかを調査するため、過去到達年収が400万円以上、平均年収約550万円の転職サイトLiB(リブ)会員にアンケート調査を行いました。

調査の結果、ハイキャリア女性の約65%が月の残業時間が30時間以下、「していない」と回答した人は全体の17%にも登りました。残業をしている理由は「業務量の多さ」が55%と最も多く、次いで「仕事を完遂したいという気持ち」が21%と、業務は多く質も高める努力もしているが効率化によって30時間以下に抑えられていると言える結果になりました。

さらに「仕事効率化のためにしている工夫があれば、教えてください」の質問には

・段取り術
・システム(自動)化
・周囲を巻き込む
・切り捨てる

などのテーマで様々な工夫をしている回答が得られました。

【調査結果】

約65%のハイキャリア女性の残業時間は月に30時間以下
約65%が月の残業時間が30時間以下、「していない」と回答した人は全体の17%

月平均で約何時間、法定労働時間を超える時間外労働をしていますか?
・していない : 17%
・10時間未満 : 19%
・10〜20時間 : 18%
・21〜30時間 : 13%
・31〜40時間 : 6%
・40時間以上 : 27%

時間外労働がなくならないのは、業務量の多さが一番の理由
残業をしている理由は「業務量の多さ」が55%と最も多く、次いで「仕事を完遂したいという気持ち」が21%

時間外労働がなくならない一番の理由は何だと思いますか?
・業務量の多さ : 56%
・仕事を完遂したいという気持ち : 21%
・残業代につられてしまう : 9%
・上司より先に帰宅しにくい雰囲気がある : 7%
・残業していると評価されるから : 7%

約8割の女性が仕事を効率化するために何らかの工夫をしている
業務量が多いなか、質を下げないための工夫をしている女性は約8割。

仕事を効率化するために、何らかの工夫をしていますか?
・はい : 79%
・いいえ : 23%

■ 仕事効率化のためにしている工夫

●段取り術

「タスクは前日中に洗い出し、分単位でスケジューリング。その日に何をすればよいか考える時間を極力減らして、手を動かす、頭を使うことに集中できるようにする」
「手を動かす前にやらなければいけないこと・作成するドキュメントや調査内容等の成果物を、できるだけ具体的にイメージアップしたり、上司とすり合わせたりしておく」
「時間管理のため、手帳で15分ごとに仕事管理」
「ミーティングで話し合いの終着点が見えなくなりそうな議題がありそうであれば、事前に資料やデータなどをピックアップして持参し、参考資料として見てもらう」

●システム(自動)化

「単純なデータ処理などの作業はマクロやプログラムを組んで一気に処理する」
「定型文・定型メール登録」
「月に一度しかやらないルーチンで段取りを忘れがちな処理はマニュアルなどを作成し、間違えたり考えながらやらずにすむようにする。」

●時間の有効活用

「朝誰もいない時間に出社してメールタスクをさばく。」
「ランチタイムを活用したMTG」
「企画やアイデア出しは移動時間や家で行う」
「集中して作業する時間と休憩する時間のメリハリをしっかりつける」

●周囲を巻き込む

「自分がやらないといけないことか、他の人でも対応できることなのかを判断し、仕事を振る。」
「上司に自分の仕事スタイルを話しておく。」
「自分で全てをやろうとしない」
「各部署への根回し、協力を気軽に頼める人を多くつくること」
「業務分担が可能なのかチーム内で確認作業を行う」

●切り捨てる

「電話を無視する」
「やめる仕事を決める」
「出来る事は次の日にまわして帰る」

労働時間を減らしてやりたいことは、プライベートの充実
家族や友人と過ごしたり、読書や習い事をしたい女性が多数。

労働時間を減らす事ができたら、その時間を使って何がしたいですか?
・家族・友人と過ごす : 23%
・勉強・読書・習い事 : 23%
・睡眠・リラクゼーション : 19%
・趣味・遊びの時間 : 19%
・異業種交流会など人脈づくり : 11%
・恋愛・婚活 : 5%
・その他 : 1%

【調査概要】
実施期間:2014年10月2日~10月9日
対象:LiB(リブ)会員女性:6984名(有効回答数109名)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[LiB]
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