帰省の手土産に関するアンケート調査 

2014年06月09日
インターネット調査会社のマーシュは、全国在住の20歳~59歳男女で、最近3年以内に1回以上帰省をした人を対象に「帰省の手土産に関するアンケート」を実施。調査期間は2014年5月15日~5月17日まで、同社が運営する「D STYLE WEB」のアンケート会員を対象に実施。

【調査結果トピックス】

<調査対象者:全国在住の20歳~59歳男女、最近3年以内に1回以上「帰省」をした人>

■帰省をする時の交通手段は?
⇒帰省の交通手段を複数回答で答えてもらったところ、「自家用車」が60.7%でマイカー帰省をする人が6割となった。「鉄道」は53.7%、「飛行機」は18.5%、「バス」は15.2%、「その他」が1.8%となった。

■帰省する時に手土産は買って行く?
⇒「毎回必ず買う」と答えた人は51.3%、「ときどき買う」が34.3%で、8割以上の人が手土産を購入して帰省していることがわかった。

■手土産はどこで買う?
⇒手土産の購入場所を複数回答で答えてもらったところ、「駅構内・駅ナカのデパート」が最多で43.0%。
次いで「専門店」が39.7%、「駅構外のデパート」が37.2%となった。「サービスエリア・パーキングエリア」は、手土産購入者全体で約2割、帰省の交通手段で【自家用車】を選択した人の中でも3割強となっている。

■手土産の予算は?(1商品あたりではなく合計予算)
⇒最も多かった回答は「1000円以上1500円未満」で23.9%。
「1500円以上2000円未満」が17.9%で、1000円~2000円未満(計)が4割を占めた。
「5000円以上」と答えた人は8.6%おり、年代が高くなるほどその割合も高い。
20代で「5000円以上」と回答したのは2.4%だが、40代では10.4%、50代では15.0%だった。

■手土産に何を買う?
⇒こちらも複数回答で答えてもらったところ、
「洋菓子(ケーキ、焼き菓子、ゼリー、チョコレートなど)」が79.0%で最も多く、約8割の人が洋菓子を利用。洋菓子に次いで「和菓子(饅頭、団子、餅、羊羹など)」も73.3%と7割を超えた。洋菓子・和菓子が手土産の定番となっている状況がうかがえる。

■手土産についての悩み、気になっていること

実際の回答(一部抜粋)

・「同じものを購入する事が多いので、本当は他の物が欲しいのか気になる」(20代/男性)

・「似たようなものが多く、パッケージデザインしか変わっていないような商品が多い」(30代/男性)

・「毎回違う手土産を持って行っているが、そろそろネタ切れになってきて困っている。あんまり有名なブランドだと、先方の近くのデパートの名店街でも買えるので、マイナーなやつを買わないといけない。」(50代/男性)

・「本当に相手の好みかどうか気になっている。また、価格が安すぎないか、逆に高く思われて心配させていないか気になる。」(20代/女性)

・「帰省する際に、相手もごはんやお菓子を準備していることが多いので、かぶってしまうことがある。 当日中に食べた方がおいしいものが、なかなか出してもらえないとき。」(30代/女性)

・「手荷物として、煎餅は軽くて日持ちもするので選びたいところでもあるが、 帰省先で手土産を渡す親類たちには高齢者が多いので、堅いものが噛めるのか心配になったりする。」(40代/女性)

・「以前に喜んでもらえたものを何度も持って行っていいのかなと思う。楽しみにしてもらえてるのか、もうあきてしまったかと考えるので。なので続けて同じものは持っていかないようにしている。」(50代/女性)

■手土産を買わない理由は?(手土産は買わないと答えた方)
⇒「会いに行く(顔を見せる)だけでも十分だと思うから」が52.3%で最多となった。
次に「買わなくていいと言われたから」27.9%、「相手に気を遣わせてしまうから」が19.8%で多く、受け取る側の希望や気遣いを考慮した上で、買わないという選択をしている家庭もある。


【調査概要】
調査名:帰省の手土産に関するアンケート
調査対象者:全国在住、20歳~59歳の男女で、最近3年以内に1回以上帰省をした人
有効回答数:600s
割付:性別・年代均等
調査期間:2014年5月15日~5月17日
調査方法:インターネット調査
調査機関:株式会社マーシュ

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[マーシュ]
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