ハンディターミナル市場に関する調査 2014 

2014年10月30日
矢野経済研究所は、国内ハンディターミナル市場の調査を実施した。

<ハンディターミナルとは>
本調査におけるハンディターミナルとは、①業務用のデータ入力端末で、②アプリケーションプログラムが別のツールで開発され、ロードすることで動作し、③バッテリ駆動であり、④手に持って操作する、以上の4 点を満たすものをいう。ノートPCやスマートフォン、タブレット端末は含まれない。

【調査結果サマリー】

◆2013年度のハンディターミナル市場規模は前年度比97.7%の270億5,700万円
2013年度におけるハンディターミナルの国内メーカー出荷台数は32万6,550台(前年度比96.4%)、メーカー出荷金額は270億5,700万円(同97.7%)であった。2012年度に続き、大口ユーザーのリプレース(機器代替)期間の長期化などの影響で、台数、金額ともに前年度を下回る傾向が続いている。

◆2014年度のハンディターミナル市場規模は前年度比108.0%の292億2,300万円を予測
2014年度は一転して、ハンディターミナルの国内メーカー出荷台数は35万6,100台(前年度比109.0%)、メーカー出荷金額は292億2,300万円(同108.0%)とともに増加を予測する。
懸念されていたスマートフォンやタブレット端末への置き換えによる出荷台数の減少は、小売業の一部など特定分野での発生にとどまり、現時点では市場全体への大きな脅威にはならないとみる。そのため、今後もハンディターミナルの需要は底堅く、安定した傾向が続くと予測する。


【調査概要】
調査期間:2014年7月~9月
調査対象:ハンディターミナルメーカー、その他関連企業等
調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mail によるヒアリング、ならびに文献調査併用

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[矢野経済研究所]
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