臨床検査薬・機器事業に関する調査 2014
2014年10月28日
矢野経済研究所は、臨床検査薬・機器事業展開企業の事業規模調査を実施した。
【調査結果サマリー】
◆2013年度の臨床検査薬・機器事業規模は前年度比9.8％増の8,704億円
2013年度の国内主要企業における臨床検査薬・機器事業規模（臨床検査薬・機器事業を展開する国内主要40社の事業者売上高ベース）を8,704億円（前年度比9.8％増）と推計した。事業を臨床検査薬と臨床検査機器・関連事業別にみると、検査薬事業が5,346億円、検査機器・関連事業が3,358億円であった。また、国内向けと海外向け別にみると、国内向け事業が5,127億円、海外向け事業が3,577億円となった。
◆国内向け事業はHbA1c、BNP、PCT、D ダイマー、尿中アルブミン等の検査が堅調に推移
2013年度、国内向けの臨床検査薬・機器事業は、糖尿病管理指標のHbA1c、心不全の診断・病態把握のBNPおよびNT-proBNP、細菌性敗血症鑑別診断のPCT、血栓症診断のD ダイマー、糖尿病性腎症のマーカーとなる尿中アルブミンなどの検査が堅調に推移し、前年度比4.1％の増加と推計した。
◆2013年度の海外向け事業は円安効果等により前年度比19.1％増加
海外向けの臨床検査薬・機器事業は一部の企業による生化学自動分析装置、血球計数装置などの販売が好調であるほか、免疫検査装置・検査薬等でも海外展開を強化する動きが強まっている。2013年度の海外向け臨床検査薬・機器事業は、為替の円安進行を背景に前年度比19.1％の増加と推計した。
【調査概要】
調査期間：2014年6月～9月
調査対象：国内の主要な臨床検査薬・機器事業展開企業40社（日本企業および海外企業日本法人）
調査方法：当社専門研究員による直接面接取材、電話取材、ならびに文献調査を併用
その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
【調査結果サマリー】
◆2013年度の臨床検査薬・機器事業規模は前年度比9.8％増の8,704億円
2013年度の国内主要企業における臨床検査薬・機器事業規模（臨床検査薬・機器事業を展開する国内主要40社の事業者売上高ベース）を8,704億円（前年度比9.8％増）と推計した。事業を臨床検査薬と臨床検査機器・関連事業別にみると、検査薬事業が5,346億円、検査機器・関連事業が3,358億円であった。また、国内向けと海外向け別にみると、国内向け事業が5,127億円、海外向け事業が3,577億円となった。
◆国内向け事業はHbA1c、BNP、PCT、D ダイマー、尿中アルブミン等の検査が堅調に推移
2013年度、国内向けの臨床検査薬・機器事業は、糖尿病管理指標のHbA1c、心不全の診断・病態把握のBNPおよびNT-proBNP、細菌性敗血症鑑別診断のPCT、血栓症診断のD ダイマー、糖尿病性腎症のマーカーとなる尿中アルブミンなどの検査が堅調に推移し、前年度比4.1％の増加と推計した。
◆2013年度の海外向け事業は円安効果等により前年度比19.1％増加
海外向けの臨床検査薬・機器事業は一部の企業による生化学自動分析装置、血球計数装置などの販売が好調であるほか、免疫検査装置・検査薬等でも海外展開を強化する動きが強まっている。2013年度の海外向け臨床検査薬・機器事業は、為替の円安進行を背景に前年度比19.1％の増加と推計した。
【調査概要】
調査期間：2014年6月～9月
調査対象：国内の主要な臨床検査薬・機器事業展開企業40社（日本企業および海外企業日本法人）
調査方法：当社専門研究員による直接面接取材、電話取材、ならびに文献調査を併用
その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[矢野経済研究所]
