ファッション業界における雇用形態に関する調査 

2014年09月30日
クリーデンスは、ファッション業界における雇用形態に関する調査を発表。本調査は、クリーデンスに2014年1月から9月の間によせられた求人数を集計したもの。

【調査結果】

■ 2014年8月 職種別の正社員雇用率  ~ 全体では54.4%  営業が正社員率トップに

クリーデンスに寄せられた求人を雇用形態別にみると、全体では正社員雇用の求人が54.4%、契約社員が43.9%、業務委託が1.8%という結果となりました。前年同月比では、正社員雇用の求人割合は50.0%から54.4%へと、4.4ポイント上昇しており、正社員雇用率は微増しています。職種別では、「デザイナー」が15.2ポイント上昇、「店長/販売職」で8.6ポイント上昇と、2職種で正社員求人の増加が顕著でした。(※)

職種別に正社員での募集割合をみると、「営業」が74.4%でトップに。次いで「MD」(59.3%)、「店長/販売」(56.7%)となりました。特に「店長/販売」は、以前では、契約社員として採用し、その後の活躍やキャリアに応じて正社員登用するケースが多かったものが、最近では、はじめから正社員として採用する企業が増えています。
背景として、労働契約法の改正による有期雇用契約の見直しが影響していることが考えられます。
更に、景気の好調を受け、店舗やブランド拡充に向けた人員強化の動きがみられること、全業界で採用ニーズが高まっており、業界を超えて人材獲得の競争が激しくなっていることなどから、企業が人材獲得のため、正社員雇用を魅力の一つとして訴求し始めたことも要因のようです。

※前年比の集計数字は、2014年版と集計期間が異なっていますが、傾向を示すために比較しています。詳細は調査概要をご覧ください。


【調査概要】
調査手法:
2014年版:2014年1月1日~9月11日の間にクリーデンスの転職支援サービスに寄せられた新規求人を集計
2013年版:2013年8月時点で、クリーデンスの転職支援サービスが保有していた求人を集計

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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