MOOC(大規模オンライン公開講座)に関する意識調査 

2014年08月08日
デジタル・ナレッジが運営するeラーニング戦略研究所は、大規模オンライン公開講座「MOOC(ムーク)」を知っている・名前を聞いたことがあると答えた全国の18~69歳の100名を対象に、MOOCに関するアンケート調査を実施。

【調査結果のポイント】

■ MOOC・JMOOCの受講満足度は91.2%!

■「カリキュラム内容」と「利便性の高さ」に高評価

■MOOCを受講したい人は学習意欲が高く幅広い講座に興味関心

■MOOCを受講したくない人の理由は「学びたい講座がない」「時間がない」

■「日本版の拡大」「修了証が社会的に認められるシステム作り」に期待感

■“講座の充実” “認知度向上”でMOOC・JMOOCの受講者急増の可能性も


MOOCを受講したことのある人の受講満足度は「満足」「どちらかと言えば満足」が合わせて91.2%で、極めて高いことが明らかとなりました。カリキュラム内容と利便性の高さが高い満足度につながっているようです。
一方、MOOCに興味がない・受講したくないという人からは、「受けたいと思う講座がない」「忙しく時間が取れない」という理由が多く挙げられました。一流大学の講座が学べるということで、「難しそう」「高そう」というイメージを持つ人もいるようです。

「どこのサイトで受講できるか教えてほしい(20代女性)」「日本語でも開講してほしい(40代男性)」「オンデマンド方式の講座配信を望む(60代男性)」といった意見からもわかるように、MOOCについては何となく知っていても日本版MOOCである“JMOOC”の存在や具体的な受講方法を知らない人もまだまだ多いことが浮き彫りとなった今回のアンケート。
今後、参加大学が増えて講座が充実し、JMOOCがより拡大すること、そして認知度が上がることにより、受講者が急増する可能性も考えられます。アンケートではそのほか、MOOCに対する期待や課題なども明らかとなり、今後の動向が注目される結果となっています。


【調査概要】
・調査期間 :2014年6月12日(木)~6月13日(金)
・調査方法 :Webアンケート方式
・調査対象 :MOOCを知っている・名前を聞いたことがあると答えた全国の18~69歳 計100名
・性別内訳 :男性54名(54%)、女性46名(46%)
・年代別内訳:10代1名(1%)、20代18名(18%) 、30代18名 (18%)、40代31名(31%)、50代21名(21%)、60代11名(11%)
・MOOC受講歴:MOOCを受講している・受講したことがある-34名(34%)、MOOCを受講したい・興味がある-33名(33%)、MOOCに興味がない・受けたくない-33名(33%)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[eラーニング戦略研究所]
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