「歯科医療従事者が考える患者の歯周病ケア」と「生活者が考える自らの歯周病ケア」についての意識調査 

2014年10月20日
ライオンは、「歯科医療従事者が考える患者の歯周病ケア」と「生活者が考える自らの歯周病ケア」について意識調査を実施。

【調査結果】

1.半数以上が歯ぐきの出血・腫れを経験。さらに、歯周病の自覚があるにも関わらず、半数以上が放置している

生活者の調査では、歯周病の症状である歯ぐきの出血、腫れを経験したことのある人はそれぞれ半数以上いました。中でも「いつか時間があれば行こうと思っている」「しばらくすれば治るので様子を見る」「いつものことなので気にしない」など、歯科医院に行く予定がなく、対処していない人は半数以上いました。さらに、自分が歯周病であると思っている人でさえ、対処していない人が半数でした。

2.歯周病予防に重要なセルフケアで大切なのは歯周ポケットの歯垢の除去。生活者は実践できていない

歯科医療従事者の調査では、歯周病予防に最も重要と考えているセルフケアで最も多かったものは「歯と歯ぐきの境目の歯垢を除去すること(69.2%)」で、次いで「歯間清掃を行うこと」と「自分に合った歯ブラシを使用すること(11.2%)」でした。
さらに、歯科医療従事者が診た患者が行っている歯周病の発症に関係が深い間違ったケアは、1位「歯と歯ぐきの境目に歯ブラシが当たっていない(90.2%)」、2位「いつも歯ブラシが当たっていないところがある(82.5%)」、3位「歯間清掃用具を使用していない(70.6%)」でした。

また、生活者の調査では、歯周病予防で重要だと思うセルフケアの1位は「歯ブラシで歯と歯ぐきの境目の歯垢除去(72.1%)」、2 位「歯間清掃(52.3%)」でした。しかし、実際に取り組んでいる人は「歯と歯ぐきの境目の歯垢除去(57.0%)」、「歯間清掃(33.7%)」と、意識と行動に差があることがわかりました。


【調査概要】
調査①:歯科医療従事者調査
・調査期間:2014 年 7 月 4 日~11 日
・調査方法:質問紙調査、歯科医師または歯科衛生士の資格を有し、現在、歯科医療に従事している人 N=146
調査②:生活者調査
・調査期間:2014 年 8 月 28 日~9 月 3 日
・調査方法:web 調査、30-60 代 男女 N=176

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[ライオン]
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