楽天リサーチは、【中食】(市販の惣菜や弁当などを自宅で食べること)に関するインターネット調査を実施し、食生活や食ニーズについて、家族構成・年歳層などにおける差異・同質などを把握する目的で調査を行った。
今回の調査は、9月29日から10月1日の3日間、楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)の中から、全国に在住する20歳~69歳の男女、計1,000人を対象に実施した。

【調査結果からの考察】

■今回の調査にて、20-69歳の57%(2人に1人)が1週間に【中食】(市販の惣菜や弁当)を利用していた。
また、1週間の【中食】利用者のうち、65%は「惣菜・弁当などと手料理」を利用しており、【中食】で手料理を併せての利用率が高いことがわかる。 【中食】の利用は、「昼食」(40%)で最も多く、次いで「夕食」(37%)の順。利用理由としては「食事や後片付けが面倒」、次いで「食事を作る時間がない」という【簡便性】が多くの利用者から挙がった。

【調査結果】

■【中食】利用率(57%)は、【内食】利用者(82%)の7割

【内食】 (すべて手料理/弁当の食事)の利用率(夕食:69%、朝食:63%、昼食:51%)が最も高く、「店で買ってきた惣菜と手料理の食事」(夕食:21%)の夕食で惣菜をおかずの一品として利用するという項目が次いで高く、そのほか「店で買ってきた弁当類などの食事」(昼食:15%)、「店で買ってきた惣菜と手料理の食事」(昼食:13%)などの【中食】が続く。

※【惣菜・弁当、手料理を併用」は「スーパー、コンビニ、デパートの店で買ってきた惣菜と手料理の食事」+「スーパー、コンビニ、デパートの店で買ってきた弁当・おにぎり・調理済麺類・調理パン類などと、手料理の食事」の合計;
※【中食利用者】は朝・昼・夕・夜の4食の合計

■【中食】の利用率は、年代が若いほど高くなる傾向がみられる

【内食】の利用率は、年代が高いほど高くなる傾向がみられ、【中食】は20歳代(69%)で最も高く、60歳代(41%)で最も低く、40歳代、50歳代、60歳代と年代が高くなるにつれて【中食】よりも【内食】の利用傾向がみられる。
また、女性は男性よりも【内食】利用率がやや高く、逆に男性は女性よりも【中食】と【外食】の利用率がやや高い傾向がある。
そのほか【中食】を利用する人の中でも、弁当や惣菜などを、スーパー、コンビニエンスストア、デパートなどの店舗で購入する人の割合は年代が若いほど高くなっている。 (20歳代:64%、30歳代:57%、50歳代:48%、60歳代:34%)

※【中食(店頭)】「スーパー、コンビニ、デパートの店で買ってきた惣菜の食事と手料理の食事」+「スーパー、コンビニ、デパートの店で買ってきた弁当・おにぎり・調理済麺類・調理パンなどと、手料理の食事」+「スーパー、コンビニ、デパートの店で買ってきた弁当・おにぎり・調理済麺類・調理パン類などの食事」+「スーパー、コンビニ、デパートの店で買ってきた弁当おにぎり・調理済麺類・調理パン類などと惣菜の食事」+「スーパー、コンビニ、デパートの店で買ってきた惣菜の食事」の合計;

※【中食(テイクアウト)】「お弁当、惣菜、寿司などの専門チェーン店(ほっともっと、崎陽軒、キッチンオリジン、シノブフーズ、など)で買ったものを自宅で食事」+「ファーストフード店(マクドナルド、ロッテリア、吉野家、すき屋、など)で買ったものを自宅で食事」の合計;

※【中食(通販・デリバリー)】は「ピザ、寿司、カレー、中華などの宅配・配達で買ったものを自宅で食事」+「スーパー、コンビニでの宅配・配達で買った弁当・おにぎり・調理済麺類・調理パン類・惣菜などを自宅で食事」+「通販で買った、冷凍料理メニュー・チルド料理メニューを温めて自宅での食事」の合計

■【中食】を利用する主な理由のひとつは【簡便性】 


【中食】利用者の利用理由をみると「食事を作るのが面倒なため/後片付けが面倒なため」(40%)、「食事を作っている時間がないため」(33%)、「手間隙かかる普段作れないものが手軽にとれるから」(31%)などの【簡便性】が挙げられた。これらに続いて「好きなものを選べるから」「色々なメニューを楽しめるため」など【嗜好性】によるものも高い回答率を得た。

■いずれかの【中食】の商品・食品に対して、利用意向をもった人は全体の 2/3

「スーパーの弁当・惣菜類」の利用意向率は48%で最も高い。次いで「デパートの弁当・惣菜類」(42%)、「弁当、惣菜、寿司などの専門チェーン店の商品」(41%)、 「コンビニエンスストアの弁当・惣菜類」(39%)が僅差で続く。
 標記の【中食】に対する利用意向率は、女性(69%)は男性(63%)よりも高い。また、20歳代(71%)・30歳代(73%)は、他の年代(59-65%)よりも高い利用意向率を記録。職業別ではフルタイム勤務女性の利用意向率は73%の回答が得られ、他の女性よりも相対的に高い傾向にある。

※【中食】全体:いずれかで「(とても)利用したい」「まあ利用したい」と回答した人の合計

■「そのままの容器で食べられること」(36%)、「出来立てが食べられること」(34%)は、重視者かつ満足者の割合が高い

続いて、割合が高かったものとして「量が選べること」「専門店の味が食べられること」「素材にこだわっていること」は、5割以上の人が重視し、3割近くの人が満足していた。

※グラフは【満足者】の値で降順ソート
※【満足者】は【中食】利用意向者のうち、重視をする項目の中で「とても満足している」+「やや満足している」の合計;
※【保留者】は【中食】利用意向者のうち、重視をする項目の中で「どちらともいえない」の合計;
※【非満足者】は【中食】利用意向者のうち、重視する項目の中で「あまり満足していない」+「まったく満足していない」の合計;
※【非重視者】は【中食】利用意向者のうち、「あまり重視をしない」+「まったく重視しない」の合計

■『食生活』に対する意識・行動について「中食」利用意向別で差がみられ、『とても利用したい』は「食事に金をかけない」「単品で済む食事が多い」などと関連が強く、食生活に対する意識が低い傾向に

「利用したい」と回答している人は「食事は手軽なもので済ませる」「肉や油ものが好き」など、対して「(まったく)利用したくない」の回答者は「栄養バランスのとれた食事をとる」「一日三食を規則正しくとる」などの【健康面】との関連が強い。

※【中食利用意向者】と『食生活』に関する意識・行動項目とのコレスポンデンス分析をした。


【調査概要】
調査エリア  :全国
調査対象者  :20歳~69歳の男女
回収サンプル数:1000サンプル
割付:割付け回収をおこなった後、人口推計の構成比にてウェイトバック集計を行った
調査期間   :2014年9月29日(月)~30日(火)
調査実施機関 :楽天リサ-チ株式会社

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