2015年度 日経就職ナビ 学生モニター調査結果(2014年10月発行) 

2014年10月17日
ディスコは、2015年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)1,177人を対象に、2015年度の就職活動の状況や就職活動費用などを調査しました。

【調査結果】

1.10月の内定率は87.6%で前年同期より1.4ポイント増となり、4年連続増加。
2015年3月卒業予定者の内定率は87.6%でした。前年同時期と比較すると1.4ポイント上昇しており、2011年卒者から4年連続の増加となりました。また、内定者のうち就職先を決定して活動終了したのは91.9%(前年同時期より0.8ポイント減少)でした。

2.未内定者のうち就職活動を続けている学生、2年ぶりに半数を超える。
10月1日現在で、内定を得ていない学生(モニター全体の12.4%)の、今後の予定は「就職先が決まるまで就職活動を続ける」が53.4%と2年ぶりに半数を超えました。また、「留年して就職活動をやり直す(就職留年を決めた)」という回答が前年より増加しています。

3.内定辞退、承諾前が増加。承諾後の辞退理由では「その企業のマイナス面に気付いた」が上昇。
内定を得た学生のうち、内定を辞退したことがあるのは51.1%でした。辞退のタイミングは「内定承諾前」が71.5%、「内定承諾後」の辞退経験者は37.4%で、内定承諾前の辞退が前年(67.0%)より4.5ポイント増加しました。内定承諾後に辞退を決めた理由では、「その企業のマイナス面に気付いた」が前年(12.8%)と比較して9.0ポイント増加しています。内定承諾後に気付いた企業のマイナス面としては、「離職率が高い」、「残業が多い」、「ブラック企業の噂がある」といった項目が上位に挙がりました。

4.中小企業を受けた理由は、「やりたい仕事に就ける」、「企業として独自の強みがある」などが上位に
従業員300人未満の中小企業の面接試験を受けた学生は63.0%で、前年調査(65.4%)より2.4ポイント減少しました。中小企業を受けた理由は、「やりたい仕事に就ける」、「企業として独自の強みがある」、「会社の雰囲気が良い」などが上位に挙がりました。逆に、中小企業を受けていない理由は、「知名度が低い」、「安定性に欠ける」、「給与・待遇が良くない」などの項目が上位になっています。

5.就活費用の平均は15.1万、昨年に比べ地方の交通費・宿泊費が減少。
就職活動の費用平均は151,326円となり、前年調査(157,013円)を約5,600円下回りました。地方の交通費・宿泊費が減少しており、Webセミナーが浸透したことや、企業の交通費補助増加などが影響しているとみられます。


【調査概要】
調査対象: 2015年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)
回答数:1,177人(文系男子371人、文系女子308人、理系男子335人、理系女子163人)
調査方法: インターネット調査法
調査期間:2014年10月1日~7日
サンプリング: 日経就職ナビ2015 就職活動モニター

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