セルフレジ利用に関する世界の消費者調査 

2014年10月16日
日本NCRは、世界9カ国の消費者に対して行ったセルフレジの使い勝手、利用シーン、好み、改善要望などに関するアンケートの結果を公表。

このアンケートでは、回答者の90%がセルフレジを利用したことがあると回答しています。セルフレジは、新たなサービス形態として既に認知されており、消費者と小売店の双方に価値をもたらしているということも示されています。消費者は、利便性とスピードを好んでおり、小売店は、消費者の利便性への対応と同時に、ロイヤリティと収益創造のためにセルフレジを活用していることがわかりました。

NCRは2014年時点の世界のセルフレジの利用状況を調査するため、第三者調査機関であるNPD Groupに委託し、日本、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、オーストラリア、スペイン、ロシアの9カ国2,800 人の消費者に対するアンケート調査を実施しました。

【主な調査結果】

・セルフレジのどこが好きですか?
 >便利だから(42%)、簡単だから(40%)、有人レジと比較して速いから(39%)

・セルフレジに必要な改善は?
 >広い袋詰めエリア(45%)、困ったときのお店の人の迅速なサポート(43%)、バーコード無し商品の対応(37%)

・今後どのようなタイプのお店にセルフレジがあれば便利だと思いますか?
 >スーパーマーケット(62%)、量販店(50%)、ホームセンター(37%)、コンビニ(35%)

一方、世界のアンケート結果と比較して、日本の回答者(300名)の調査結果の特徴としては、以下の通りです。

・「セルフレジの好きなところは?」という問いに対しては、便利・簡単・速いといった使い勝手に注目した回答が最も多くありました。

・「どのようなタイプのお店にセルフレジがあれば便利か?」という問いに食品スーパーマーケット(57%)、 総合スーパーマーケット(56%)に続いて、ディスカウントストアといった非食品に対する期待も高い(32%)ことがわかりました。

・「セルフレジを使わない理由は?」という問いに対して日本では、「使い方を知らないから(42%)」という消極的な回答が第1位でした。

・「セルフレジの改善すべき点」という問いに対しては、はかり売りでの購入(バーコードのない商品の登録をもっと簡単にする)という回答が最も高いことがわかりました(51%)。

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本NCR]
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