「リクルーターとの接触」に関する学生調査 

2014年10月01日
ディスコは、2015年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、「リクルーターとの接触」に関する学生調査を行いました(調査時期:2014年7月1日~7日、回答数:1,248人)。

企業の採用意欲が高まるなか、就職活動の解禁時期が2016年度から大幅に繰り下がることで、期間短縮の解決策の一つとしてリクルーター活用に取り組む企業が増えると予想されます。そこで学生にとって企業がリクルーターを活用することをどう捉えているのか、今年の就活生にリクルーターとの接触について調査し、その印象や就職活動への影響度合い等を分析しました。

【調査結果】

1.リクルーター面談経験者は約3割。企業側は、来年の「導入」意向強まる
就職活動中にリクルーターとの面談経験があると回答したのは、全体の29.2%と、約3割の学生がリクルーターとの接触経験をもっています。一方、企業への調査で「リクルーターの導入・育成に注力したい」と回答した割合は、2015年度採用では10.3%だったのが、2016年度に向けて14.8%へと増加しています。

2.リクルーターとの接触、平均3.5社
リクルーターと接触をした学生に、その人数や企業数を尋ねたところ、リクルーターと接触した企業の数は一人あたり平均3.5社で、人数の合計は7.6人でした。リクルーターとの接触があった企業の業界は、全体で最も多かったのは「銀行」で37.3%、理系では「電子・電機」(17.9%)、「自動車・輸送用機器」(13.6%)など、メーカーが上位にきています。

3.接触したきっかけは「エントリーシートを提出したら連絡が来た」が最多
リクルーターと接触したきっかけを尋ねたところ、最も多いのが「エントリーシートを提出したら連絡が来た」(54.5%)でした。他に「プレエントリーをしたら連絡が来た」(50.4%)、「セミナーに参加したら連絡が来た」(49.6%)が僅差で続きます。「ゼミや研究室(学科)の先輩だった」(9.3%)、「部活やサークルの先輩だった」(2.2%)と、就職活動前からの知り合いからの連絡は少数派でした。

4.リクルーターの印象による志望影響度は約9割
リクルーターの印象として、その企業への志望度に影響するか尋ねたところ、51.5%が「とても影響する」と回答し、「ある程度影響する」(38.1%)とあわせると89.6%と約9割が「志望度に影響がある」と回答しました。また、リクルーターとの接触経験をもつ学生のうち、調査時点で就職先が決定していた学生に尋ねたところ、30.3%が「就職決定企業のリクルーターと接触した」と回答しました。


【調査概要】
調査対象: 2015年3月卒業予定の全国の大学生(理系は大学院修士課程を含む)
回答数: 1,248人
調査方法: インターネット調査法
調査期間: 2014 年7 月1日~7日
サンプリング: 日経就職ナビ2015 就職活動モニター
調査機関: 株式会社ディスコ キャリアリサーチ

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[ディスコ]
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