Facebookの利用に関する意識調査 

2014年10月01日
オプトは、15~69歳の男女1,295人を対象に、Facebookの利用に関する意識について調査しました。

【調査トピックス】

1 Facebookの利用に関する不安等
Facebookの利用に関して多いのは、「プライバシー・プライベート情報が知られること」と「投稿できるようなことがない」という不安

2 Facebookの利用を阻害する心理的抵抗
ノンユーザーの70~80%が「SNSは苦手」「友達申請する相手がいない・少ない」

3 Facebookユーザーの心配事
ユーザーの半数以上が「誰が見ているか」「自分の見え方」に気を使うと回答

4 Facebookユーザーとノンユーザーの価値観・ライフスタイルの違い
ユーザーに強い「ITリテラシーへの自信」「国際性」「見栄・リア充意識」
ノンユーザーに強い「内向き」「流行に乗せられることへの抵抗」「恥ずかしがり」傾向

【調査結果概要】

1 Facebookの利用に関する不安等
~多いのは「プライバシー・プライベート情報が知られること」と「投稿できるようなことがない」という不安~

Facebookの利用に関する不安感・抵抗感について調べた。「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」とした人の比率をみると、「電話番号などを入力するのが不安」85%、「実名や出身校を入れたくない」79%、「プライベートが他の人に知られるのが嫌だ」75%などで多数を占めており、プライバシー・プライベート情報が知られることへの抵抗感が総じて強い。
また、「自分には投稿することがない」64%、「何を投稿したらよいかわからない」60%という人も半数を超える。

2 Facebookの利用を阻害する心理的抵抗
~ノンユーザーの70~80%が「SNSは苦手」「友達申請する相手がいない・少ない」~

Facebookを利用していない人の心理的な利用阻害要因を調べた。「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」とした人の比率は、「SNSは全体に苦手である」が79%、「友達申請する相手がいない・少ない」が70%で、「Facebookは難しそう・よくわからない」といったリテラシーの問題よりも、ネット上での社交・つきあいへの苦手感が強い。

3 Facebookユーザーの心配事
~ユーザーの半数以上が「誰が見ているか」「自分の見え方」に気を使う~

Facebook利用者で、利用上気にしていることについて調べた。「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」とした人の比率は、「投稿する時は、誰が見ているかに気を使う」が54%、「投稿ないようについて、自分の見え方に配慮して投稿している」が51%と半数強を占める。『いいね!』数やコメント数が気になるという人は3割台にとどまる。

4 Facebookユーザーとノンユーザーの価値観・ライフスタイルの違い
~ユーザーに強い「ITリテラシーへの自信」「国際性」「見栄・リア充意識」~
~ノンユーザーに強い「内向き」「流行に乗せられることへの抵抗」「恥ずかしがり」~

生活上の価値観やライフスタイルについて、Facebookユーザーとノンユーザーの差を調べた。
Facebookユーザーに多く見られる傾向としては、「インターネット上の情報の選択には自信」「インターネット上の情報の見分けには自信がある」などITリテラシーへの自信、「海外旅行中のコミュニケーションは苦にしない」「海外生活」「海外留学経験」などの国際性、「みっともない服装や髪型をしていると恥ずかしい」「自分は『リア充』な方だ」「他人に評価されないと自信が持てない」などの見栄張り的な意識がある。

一方、Facebookノンユーザーに多く見られる傾向としては、「あまり交際範囲を広げたいとは思わない」「家族や地元のコミュニティの範囲で暮らしている」といった社交に関する内向き傾向、「流行しているからといってやりたいとは思わない」「流行に乗せられるのは好きでない」といった流行に乗ることへの照れ、「自分を表現する事に慣れていない」「自己主張するのが苦手」「初対面など、知らない人と話をするとき恥ずかしい」といった日本人的なシャイネスがある。


【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:満15~69歳の男女個人
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答数:1,295人 (Facebookユーザー641人、ノンユーザー654人)
調査日時:2014年7月19日(土)~7月21日(月)

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[オプト]
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