ひと月に読む本に関する調査(大学2年生~大学院2年生対象) 

2014年09月18日
リクルートキャリアが運営する、『就職ジャーナル』は、大学生の最新情報がわかる連載「学生×シゴト総研」を公開。今回は「ひと月に何冊、本を読んでる?」をテーマにアンケートを実施。

【調査結果】

■属性別に見ると、女子学生よりも男子学生、理系学生よりも文系学生の方が、多くの本を読んでいる傾向に。役に立った本についても公開。

大学2年生~大学院2年生921人(うち男子学生455人、女子学生466人)を対象にアンケートを実施(調査協力:株式会社クロス・マーケティング、調査期間:8月22日~8月24日)。
最近は、学生たちの本離れなども話題になっています。そこで今回は、ひと月に読む本の冊数や、そのジャンルなどについて、大学生・大学院生に尋ねてみました。 

まず、1カ月に何冊の本を読むのか尋ねたところ、全体の54.8%は1~4冊の本を読んでおり、23.9%は1冊も本を読まないことがわかりました。平均は3.1冊でした。属性別に見ると、女子学生よりも男子学生、理系学生よりも文系学生の方が、多くの本を読んでいる傾向が見られ、特に文系学生にその傾向が顕著に見られました。

次に、どんなジャンルの本を読んでいるのか尋ねたところ、「小説・エッセーなどの文学・評論」が74.0%で一番多く、次いで「専攻分野に関連した専門書」が46.1%、「資格取得のための参考書・問題集」が28.8%、「趣味やPC関連などの実用書」が22.5%で続きました。「その他」では、「ライトノベル」「マンガ」などが挙げられました。

「役に立った本のタイトルとその理由は?」という問いには、「『イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」』(安宅和人著)。物事を解決していくフローや、取り組み方を学ぶことができた」「林真理子の『野心のすすめ』。就活時に自分を奮い立たせるのに大いに役立った」「『リンゴの歩んだ道―明治から現代へ、世界の“ふじ”が生まれるまで』(富士田 金輔著)。ひとつの品種を開発し、確立するまでには地道な努力が必要なことがわかった」「『折れない心の作り方』(齋藤孝著)。すぐにはくじけないような、辛抱強くなるためのヒントを得ることができた」「『空飛ぶタイヤ』(池井戸潤著)。中小企業と大企業のかかわり合いについて、新しい視点が得られた」といった声が寄せられ、小説から実用書に至るまで、さまざまなジャンルの本を定期的に読んでいる学生たちも少なくないことがわかりました。

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[就職ジャーナル]
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