Hotel Price Index（HPI） 2013年度（1月～12月）版
2014年03月04日
Hotels.comは、同社が独自に世界主要都市のホテル宿泊料金を定期的に調査するHotel Price Index(TM)（以下、HPI(TM)）2013年度（1月～12月）版の調査結果を公表。世界の平均宿泊料金は3%増加したと発表しました。2008年・2009年の金融危機発生時に暴落したホテル価格は、4年連続で堅調に伸び続けています。
HPIは、世界中の旅行者が実際に支払った1泊1部屋あたりの宿泊料金を調査。開始年度である2004年の実績を基準（100）として数値を算出しています。2013年末時点のHPIは110となり、2004年の開始時を10ポイント上回り近年伸びていますが、ピークであった2007年には7ポイント及びません。
中南米は過去最高を更新し、HPIが5%増加。金融危機発生以前の最高値を上回りました。新興国経済が着実に成長する中、需要拡大により宿泊料金が上昇していることが要因です。
北米では稼働率の上昇によりHPIも3%上昇し、世界の平均に並びました。
ヨーロッパおよび中東のHPIは2%上昇。景気回復は勢いを増しており、最も悪影響のあったいくつかの都市の宿泊料金は安定し、堅調に伸びている都市もあります。
太平洋地域は横ばいです。鉱業不調の煽りを受け、特に西部オーストラリアのビジネス客が減少。オーストラリアドルの下落も相まって全体平均に大きな打撃を与えました。
アジアのHPIは2%下落していますが、このことは世界で最も価値のあるホテル宿泊設備を提供し続けているこの地域への海外からの旅行客にとっては朗報となりました。
その要因として、日本円、インドルビーおよびインドネシアルピアの下落、さらに中国では国外旅行は引き続き好調なものの、海外からの旅行客が減少したことが挙げられます。
また、アジアにおける旅行者数の増加傾向は長期的に続いています。
その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
HPIは、世界中の旅行者が実際に支払った1泊1部屋あたりの宿泊料金を調査。開始年度である2004年の実績を基準（100）として数値を算出しています。2013年末時点のHPIは110となり、2004年の開始時を10ポイント上回り近年伸びていますが、ピークであった2007年には7ポイント及びません。
中南米は過去最高を更新し、HPIが5%増加。金融危機発生以前の最高値を上回りました。新興国経済が着実に成長する中、需要拡大により宿泊料金が上昇していることが要因です。
北米では稼働率の上昇によりHPIも3%上昇し、世界の平均に並びました。
ヨーロッパおよび中東のHPIは2%上昇。景気回復は勢いを増しており、最も悪影響のあったいくつかの都市の宿泊料金は安定し、堅調に伸びている都市もあります。
太平洋地域は横ばいです。鉱業不調の煽りを受け、特に西部オーストラリアのビジネス客が減少。オーストラリアドルの下落も相まって全体平均に大きな打撃を与えました。
アジアのHPIは2%下落していますが、このことは世界で最も価値のあるホテル宿泊設備を提供し続けているこの地域への海外からの旅行客にとっては朗報となりました。
その要因として、日本円、インドルビーおよびインドネシアルピアの下落、さらに中国では国外旅行は引き続き好調なものの、海外からの旅行客が減少したことが挙げられます。
また、アジアにおける旅行者数の増加傾向は長期的に続いています。
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