外食市場調査2013年度(2013年4月~2014年3月:東名阪) 

2014年07月31日
リクルートライフスタイルに設置された「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメリサーチセンター」は、東名阪の男女約9,000人を対象に毎月実施している「外食市場調査」について、2013年度の年間結果をとりまとめた。

【調査結果】

1. 外食(夕方以降の外食=以下、外食と略記)回数・市場規模 

●3圏域計における13年4月~14年3月の年間の外食市場規模は3兆9,574億円と推計された。

●圏域別の外食市場規模は、首都圏2兆3,980億円、関西圏1兆836億円、東海圏4,759億円と推計され、人口比が3.7:1.8:1に対し、外食市場規模は5:2.3:1という比率であった。

※外食:夕方以降の食事について、お店で食事した場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内でおこなった外食を対象としており、圏域外でおこなった外食は含んでいない。また、夕方以降、1日2回までの外食を含む。

2.性年代別の外食実態 

●性年代別には「30代・男性」が延べ回数シェアで13.9%、市場規模シェアで12.9%と最も高い。

●業態別の性年代構成をみると「牛丼、カレー等、一品もの専売業態」は20~40代男性の割合が高く、「喫茶店・カフェでの軽食」は20~30代女性の割合が高い。「すし、割烹、料亭」は60代男女の割合が高い。


3.外食タウンのポジショニング 

<首都圏>
タウン名/外食市場規模
1位 新宿・代々木/1,502億円
2位 銀座・有楽町・日比谷/1,020億円
3位 東京・大手町・日本橋/987億円

<関西圏>
タウン名/外食市場規模
1位 梅田・大阪・北新地/1660億円
2位 四条(烏丸)・河原町(祇園四条)/635億円
3位 本町・心斎橋・淀屋橋/598億円

<東海圏>
タウン名/外食市場規模
1位 名古屋(JR・近鉄・名鉄名古屋)/544億円)
2位 栄・久屋大通/489億円
3位 岐阜駅周辺/191億円

4.中食(夕方以降の中食=以下、中食と略記)購入回数・市場規模 

●3圏域計における13年4月~14年3月の年間の中食市場規模は1兆1,056億円と推計された。

●圏域別の中食市場規模は、首都圏6,694億円、関西圏2,969億円、東海圏1,393億円と推計され、人口比が3.7:1.8:1に対し、中食市場規模は4.8:2.1:1という比率であった。

※中食:夕方以降の食事について、外で買ってきたものを食べた、出前や宅配を利用して食べた場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内で購入した中食を対象としており、圏域外で購入した中食は含んでいない。 また、夕方以降、1日あたり2回まで(購入金額の上位2位まで)の中食を含む。

5.性年代別の中食実態 

●3圏域計において、性年代別に中食市場規模をみると、延べ回数シェアでは「30代・男性」が13.5%と最も高く、市場規模シェアでも13.3%と最も高い。「30代・男性」が外食・中食ともに牽引。


6.中食購入タウンのポジショニング

<首都圏>
タウン名/中食市場規模
1位 池袋/199億円
2位 新宿・代々木/177億円
3位 東京・大手町・日本橋/133億円

<関西圏>
タウン名/中食市場規模
1位 梅田・大阪・北新地/213億円
2位 四条(烏丸)・河原町(祇園四条)/101億円
3位 天王寺・大阪阿倍野橋・新今宮/87億円

<東海圏>
タウン名/中食市場規模
1位 名古屋(JR・近鉄・名鉄名古屋)/87億円
2位 栄・久屋大通/56億円
3位 岐阜駅周辺/43億円


【調査概要】
・調査目的:首都圏、関西圏、東海圏における、夕方以降の外食および中食の市場規模を把握することを目的に実施。また、主要タウン別の市場規模や、性年代別の外食・中食の実態を明らかにすることも目的とした。
・調査対象:首都圏、関西圏、東海圏の各圏域中心部からの鉄道距離が、おおむね首都圏:90分圏、関西圏:80分圏、東海圏:60分圏の市区町村に住む20~69歳の男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
・調査方法:インターネットによる調査

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ホットペッパーグルメリサーチセンター]
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