脳科学の産業応用に関する調査 

2014年04月01日
NTTデータ経営研究所は、「応用脳科学リサーチプロジェクト2013」を発足し、「脳科学の産業応用に関する調査」を行った。脳科学研究と産業との関わりについて整理を行い、今後の方向性を探るために、研究機関・医療機関と産業界の双方に対して脳科学の産業応用に関するアンケート調査を実施した。

※本調査の対象は、CAN(応用脳科学コンソーシアム)のメルマガ会員およびCAN活動にご指導頂いている研究機関所属の研究者であるのため、全産業・全研究機関を対象としたアンケートとは異なります。

※アンケート依頼先:CAN(応用脳科学コンソーシアム)メールマガジン会員及びCAN活動にご指導を頂いている研究機関ご所属の研究者計1346名、有効回答数:計274名(うち研究機関・医療機関所属114名、企業・官公庁所属160名)

【調査結果サマリー】

製品・サービスにおける脳科学の産業応用への現在までの取り組み分野と、今後の可能性を感じる分野については、研究機関・医療機関と企業・官公庁ともに、「医療・ヘルスケア」、「自動車」の回答件数が多い結果となった。特に「医療・ヘルスケア」の分野については、脳科学の応用が強く期待されており、産学官連携の研究開発が行われる可能性が高い分野と考えられる。その他、研究・医療機関においては「教育業」への応用可能性も期待されている。

企業経営・事業運営における脳科学産業応用の現在までの取り組みと今後の可能性については、研究機関・医療機関と企業・官公庁ともに、「研究開発」、「マーケティング」の回答件数が多い結果となった。また、実績においては「ブランディング」にも注力されており、商品開発に直結するこれら分野への取り組みより、既に産業応用が行われてきたことが示された。その他、研究機関・医療機関において、「人材育成」、「組織マネジメント」への応用可能性が期待されている。

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[NTTデータ経営研究所]
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