「将来に向けた自己投資」に関する調査(大学生・大学院生対象) 

2014年08月07日
リクルートキャリアが運営する、『就職ジャーナル』は、大学生の最新情報がわかる連載「学生×シゴト総研」を公開しております。今回は「将来に向けた自己投資、してる?」をテーマにアンケートを実施。

【調査結果】

■男子学生よりも女子学生、学部生よりも大学院生の方が、自己投資をしている学生の割合が多い傾向が

先輩たちは、どれぐらい将来に向けた自己投資をしているのでしょうか? 今回は、どれぐらい将来に向けた自己投資をしているか、何に投資をしているのかを尋ねてみました。

まず、大学2年生~大学院2年生に、将来に向けた自己投資をしているかどうかを尋ねたところ、57.3%が「はい」と回答。「いいえ」と答えた学生は42.7%となりました。属性別では、男子学生よりも女子学生、学部生よりも大学院生の方が、自己投資をしている学生の割合が多い傾向が見られ、特に女子学生にその傾向が顕著でした。

次に、どんなことに投資しているのか、ひと月にいくらかけているのかを尋ねたところ、「趣味・リラクゼーション」が67.2%、「読書」が62.6%でほぼ並び、15.4%の「資格取得」と13.4%の「就職対策」を大きく引き離しました。「その他」では、「食費」「服飾・美容」といった答えが見られました。

なお、平均投資額が一番高かったのは、「スクール通学」1万3726円と「その他」1万4267円。ともに1万円を超える水準で、ほかを大きく引き離す結果となりました。なお、1カ月の自己投資額の平均は6079円でした。

「何のための自己投資?」という問いには、「自分の知識の見聞を広めるために、毎月いろいろな分野から一冊を選んで読むようにしている」「自分のストレス発散や趣味の一つとして、一人でカラオケに行く。常にベストな自分でいるために服や化粧品を買う」「外資系のコンサルティング企業に就職するため、英語や中小企業診断士等の資格の取得の勉強をしている」「TOEIC(R)テストでより点数を伸ばすため、英語を独学で学んでいます。2000円ほど教材費に充てました」「デザイン職に就きたいので、受賞歴を増やすために、作品制作を積極的に行っている。そのための材料費で月1万5000円ほど必要」といった声が寄せられ、知識や教養を身につけたり、資格取得、心身のリフレッシュなど、さまざまな形の自己投資を行っていることがわかりました。


【調査概要】
調査期間:7月12日~7月14日
調査サンプル:大学2年生~大学院2年生1068人(うち男子学生514人、女子学生554人)
調査協力:株式会社クロス・マーケティング

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[就職ジャーナル]
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