大学発ベンチャー企業の実態調査(2014年) 

2014年08月08日
帝国データバンクは、自社データベース・信用調査報告書ファイル「CCR」(160万社収録)より抽出した大学発ベンチャー企業600社の業種、所在地、規模、業績動向などを分析した。

大学発ベンチャー企業の定義に関しては、文部科学省および、経済産業省の採用している定義を使用した。具体的には以下の要件のいずれかに合致する企業
(1)大学の有する、研究成果や特許を基に設立に至った企業
(2)会社設立5年以内に大学の有する、研究成果や特許を取得、あるいは共同研究等を行った企業
(3)大学教職員及び学生が設立した企業のうち事業内容が大学での研究内容等と関連がある企業
(4)大学からの出資及び、TLOなど技術移転機関が設立に関与した企業

【調査結果】

・業種別で見るとサービス業(295社)が最も多く、次いで製造業(207社)。上位2業種8割以上を占める

・企業の所在地を見ると東京都が152社で最多

・企業の規模を見ると、年売上高「5000万円未満」と従業員数「5人未満」がそれぞれ最も多い

・大学別に見ると10社に1社が東京大学発ベンチャー

・2013年は6割が黒字確保も、業歴「5年未満」では赤字企業が目立つ


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[帝国データバンク]
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