終活とお墓に関する意識調査(シニア層(60~70代男女)と子世代対象) 

2014年08月11日
まごころ価格ドットコムが運営する、「お墓まごころ価格.Com」は、2014年8月のお盆前に最新の“終活”事情を調べるべく、シニア層(60~70代男女)300名と子世代(30~50代男女)300名の計600名を対象に、終活とお墓に関する意識調査を行いました。

【調査結果トピックス】

・シニア5割が終活を始めている(意向まで含めると85.7%!)

・6割が「独りで」終活、子世代6割は「話して欲しい」! 生前墓「相談して欲しい」子世代が72.0%!

・購入者ですらよく分からない墓石価格相場、納得感を持てた人はわずか2割

・お墓の終活検討者64.4%が「墓石のネット通販も選択肢に」 求める条件は信用・保証


【調査結果】

調査結果①.シニア5割が終活を始めている(意向まで含めると85.7%!)

シニア(60~70代男女)300名に、お墓やお葬式の準備など終活にあたる行為を実践しているか尋ねると、49.3%の人が何らか終活をしているという結果になりました。また、「実践している」人に加え、「将来実践しようと思っている」という意向までを含めると、85.7%が該当することも明らかになりました。生前に人生の最期を意識した行動を起こすという考え方が、シニア層に浸透している様子がうかがえます。なお、終活理由の最多は「残された者・家族に、迷惑や負担を掛けたくない」というものでした。

最も実践率が高いのが「お墓を建てておく(決めておく)」の38.3%で、最も実施意向が高いのが「自分の荷物を片付けておく」62.9%でした。お墓の準備は終活の中でも優先順位が最も高いことが読み取れます。

調査結果②.6割が「独りで」終活、子世代6割は「話して欲しい」! 生前墓「相談して欲しい」子世代が72.0%!

終活を実践している、或いは実施意向のあるシニア257名に、誰と終活しているか(意向者の場合は、誰としたいか)尋ねると、59.9%のシニアが「独りで」と回答しました。誰かとする(したい)という場合も、ほぼ夫婦どまりで、子どもと相談する人はごく一部しかいませんでした。

一方で、子世代(30~50代男女)300名に、親が終活していたら話して欲しいと思うか問うと、子世代の62.7%が「話して欲しい」と回答しました。また、終活実践率の高い「お墓」について、親が生前墓を建てるとしたら「相談し
て欲しい」子世代は72.0%に上ることが明らかとなりました。

「独り終活」を進めるシニアと、話し合いを望む子世代。そうしたミスマッチが起こっている状況が伺える結果となりました。

調査結果③.購入者ですらよく分からない墓石価格相場、納得感を持てた人はわずか2割

600名中、20.8%に墓石の購入経験がありました。その購入経験者たちに墓石価格相場に対する認識と納得感について問うと、相場を知っていて内訳に納得感を持てた人は19.2%のみ、逆に36.0%の人は価格相場をよく知らないままに購入していたことが明らかになりました。

調査結果④.お墓の終活検討者64.4%が「墓石のネット通販も選択肢に」 求める条件は信用・保証

今後墓石を建てておく(決めておく)ことに実施意向を示す90名に、「墓石のネット通販」が選択肢に入るか尋ねると、64.4%が選択肢に入ると回答しました。

その際に求める条件は、商品の質に加え、「サポート体制・問合せ対応」「信頼感・安全性」「長期保証」など、信用・保証に関する項目が上位に並ぶ結果に。一般的なネットショッピングでは価格の安さや配送の便利さがメリットに挙げられるイメージがありますが、墓石のネット通販の場合には、サポート体制や信頼性などがより重視される傾向にあると言えます。


【調査概要】
実施期間:2014年7月24日~25日
対象者:全国の男女600名(60~70代300名と30~50代300名)

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[PRTIMES]
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