女性の転職活動調査(仕事のストレス) 

2014年08月08日
エン・ジャパンが運営する、正社員で働くことを希望する女性向け求人情報サイト「エン ウィメンズワーク」上で、サイト利用者の女性649名を対象に「仕事のストレス」をテーマにアンケートを行いました。

【調査結果概要】

安倍政権で「女性が輝く日本へ」と掲げられ、8月5日には女性活用企業を補助金申請や公共事業の調達などで優遇する指針が策定されました。優秀な女性の採用・活躍推進・定着支援はどこの企業でもテーマとなっています。女性が働きやすい職場環境をつくるにあたり、当の女性たちに「仕事でどの程度ストレスを感じるか」伺ったところ、全体では72%の方が、ストレスを強く感じていることが分かりました。

転職を考えてサイトを利用している女性が調査対象のため「仕事のストレスが転職を考えるきっかけになったか」を伺うと「大きなきっかけになった」という回答が半数近くを占め、「多少はきっかけになった」という回答も合わせると、84%にのぼりました。具体的に、もっとも大きなストレスを感じるのは「上司との人間関係」(19%)、次に「同僚との人間関係」(15%)。その他、お客様や後輩・部下なども含めると4割以上の方が、人間関係でもっともストレスを抱えているようです。円滑なコミュニケーションが行われる職場の風土作りは、女性活用を考える企業にとって必須と言えそうです。

【調査結果詳細】

1:仕事で72%の女性がストレスを感じている。

「現在のお仕事(離職中の方は前職)で、どの程度ストレスを感じますか?」という質問をしたところ、「非常に強く感じる」(29%)「強く感じる」(43%)と72%の方がストレスを感じていることが分かりました。年代別では、30代が76%と最も高く、40代は62%と一気に数値が減少します。

2:仕事で感じるストレスがきっかけで転職を考えた女性は84%。

「仕事で感じたストレスは、転職を考えるきっかけになりましたか?」と伺ったところ、「大きなきっかけになった」(48%)「多少はきっかけになった」(36%)と84%の方が回答しました。大多数の方にとって、仕事中のストレスは、転職のきっかけになりうるようです。

3:仕事で最も大きなストレスを感じるのは「上司との人間関係」。第2位の「同僚との人間関係」は、年代別で異なる傾向に。

「現在のお仕事(離職中の方は前職)で、もっとも大きなストレスを感じるのは、どのような点ですか?」と伺ったところ、全体の結果で最も多かった意見は「上司との人間関係」(19%)、次いで「同僚との人間関係」(15%)、「給与が低い」(12%)という結果になりました。

ただし、年代別では異なる傾向に。全体で第2位となった「同僚との人間関係」ですが、20代は8%で第5位まで下がります。反対に40代では、20%で第1位と年代が上がるごとに「同僚との人間関係」にストレスを感じる方は増えているようです。背景にあるものとしては、年代が上がると、同僚間でも仕事へのスタンスの違い、目に見えない序列が出てきて、ストレスを感じるシーンが増加している様子が垣間見えます。実際に「同僚との人間関係」でストレスを感じたエピソードをご紹介します。


【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:「エン ウィメンズワーク」利用者649名
調査期間:2014年5月29日~6月25日

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[エン・ジャパン]
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