育児に関する調査 

2014年08月02日
マイボイスコムは、3回目となる『育児』に関するインターネット調査を2014年7月1日~5日に実施し、11,009件の回答を集めました。

【調査結果】TOPICS

■理想の生活パターンは「結婚して子供を持ち、夫婦ともに働く」「結婚・出産後、妻はいったん退職し、子育て後に再就職」「結婚し、妻は専業主婦」が各2割。女性の方が「結婚・出産後、妻はいったん退職し、子育て後に再就職」が多い。男性では「結婚して子供を持ち、夫婦ともに働く」がやや多い

■日本は子育てしやすいと思う人は1割強、子育てしやすいと思わない人は6割弱。子供がいる人や結婚している人の方が、子育てしやすいと思う人が多い


【調査結果】

◆子育てへの男性の関与度
11歳以下の子供がいる人に、子育てにどのくらい男性がかかわっているかを聞いたところ、「積極的」「どちらかといえば積極的」と回答した人は合計54.8%となっています。「どちらともいえない」は、男性が女性より多くみられます。また、高年代層では積極的に関与していない人が多い傾向です。

◆子育てをする上で困っていること・不安に感じていること
17歳以下の子供がいる人に、子育てをする上で困っていることや不安に感じていることを聞いたところ、「出費が多い」(52.5%)が最も多く、以下「収入が少ない」「精神的な負担」「肉体的な負担」が続きます。「精神的な負担」「生活の大部分の時間が子育てに費やされる」は女性の方が多く、男性を10ポイント以上上回ります。未就学児がいる人では、「精神的な負担」「肉体的な負担」「生活の大部分の時間が子育てに費やされる」などが多くなっています。

◆理想の生活パターン
理想の生活パターンは、「結婚して子供を持ち、夫婦ともに働く」「結婚・出産後、妻はいったん退職し、子育て後に再就職」「結婚し、妻は専業主婦」が各2割となっています。女性では「結婚・出産後、妻はいったん退職し、子育て後に再就職」が多く、男性では「結婚して子供を持ち、夫婦ともに働く」が多い傾向です。また、男性は年代が高いほど、「結婚・出産後、妻はいったん退職し、子育て後に再就職」「結婚し、妻は専業主婦」が多く、「結婚して子供を持ち、夫婦ともに働く」が少くなっています。子どもがいる人では「結婚・出産後、妻はいったん退職し、子育て後に再就職」、子どもがいない人では「結婚して子供を持ち、夫婦ともに働く」が多くみられます。

◆子育てについての考え方
子育てについての考え方は、「子供を育てることで、自分も成長する」「子育ては、思った以上に大変である」「子供がいると、生活にはりあいがでる」などが各4~5割となっています。女性20・30代では、「子供を育てることで、自分も成長する」「子育ては、思った以上に大変である」が5割強と多く、女性50代以上では「子供がいると、生活にはりあいがでる」「子供を育てることで、視野が広がる」が多くみられます。男性が子育てに積極的にかかわっている層では、「子育ては楽しい」「子供を育てることで、夫婦や家族の愛情が深まる」の比率が高い傾向です。

◆日本での子供の育てやすさ
日本は子育てしやすいと思う人は13.9%です。子育てしやすいと思わない人は55.7%で、男性20~40代や女性20・30代で多くなっています。子供がいる人や結婚している人の方が、子育してやすいと思う人が多くみられます。


【調査概要】
調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター
調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
調査時期:2014年7月1日~7月5日
調査機関:マイボイスコム株式会社
回答者数:11,009名

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[マイボイスコム]
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