「モバイル機器」についての調査(第12回) 

2014年07月25日
インターネットコムと NTTコム リサーチがインターネットを活用したアンケート調査を定期的に行い、その結果を発表。今回は「モバイル機器」について調査した第12回である。

調査対象は全国10代~50代以上のインターネット ユーザー1,092人。男女比は男性53.8%、女性46.2%。年代比は10代1.0%、20代28.5%、30代21.3%、40代17.2%、50代以上32.0%。

まず、ユーザーがどのようなモバイル機器を所有しているかを調べた。所有率の高いモバイル機器は、「ノート PC/ネットブック」(57.1%、前回56.4%)、「スマートフォン」(54.2%、同54.7%)、「従来型の携帯電話/PHS」(50.5%、同48.4%)が上位3種類。スマートフォンが伸び続けるかと予想していたが、前回と大差なかった。

これに対し、まだ6位の「タブレットPC(iPadなど)」(20.5%、同17.3%)の所有率は順調に増えている。そこで、約1年前の第8回から今回までの所有率の推移をグラフ化した。グラフには、上位6種類のモバイル機器だけを掲載している。

この結果から、所有率が増えているものもあれば、減っているものもあることが分かる。全体的には、スマートフォンの利用者が増えるにつれ、携帯ゲーム機や携帯音楽プレーヤといった代替されるモバイル機器が使われなくなってきた。タブレットの所有率は、ここに来て上昇ペースが上がっているようだ。スマートフォンの普及が落ち着き、スマートフォンと同じ使い勝手でより大きな画面のタブレットを求める人が増えたのだろうか。

次に、使われているタブレットの種類や用途を尋ねてみた。結果は以下の通りで、以前の調査結果から大きな変化はない。

【タブレットの OS(タブレット所有者224人:全体の20.5%)】
・iOS:52.7%
・Android:44.2%
・Windows系:11.6%
・Web OS:0.4%
・BlackBerry:0.4%
・その他:0.4%

【タブレットの用途(タブレット所有者224人:全体の20.5%)】
Webサイト閲覧:92.0%
メール:56.7%
SNS利用:40.6%
ゲーム:35.7%
電子書籍/電子コミック閲覧:28.6%
スケジュール管理:23.7%
オフィス文書閲覧:21.4%
オフィス文書編集:11.6%
その他:4.5%

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