この10年間に登録された日本の世界遺産についての調査 

2014年07月22日
日本リサーチセンターは、全国15~79歳男女1,200人を対象に、訪問留置のオムニバス調査(NOS)を、毎月定期的に実施しております。このたび「~富岡製糸場 世界遺産登録記念~ この10年間に登録された日本の世界遺産」について、オムニバス調査(NOS:日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)により自主調査を企画・実施いたしました。

【調査結果の要約】

■富岡製糸場が、2014年6月21日の第38回世界遺産委員会(ドーハ)で、正式に世界遺産登録された。
本調査では、富岡製糸場がほぼ登録見込みであった6/4~6/16に、全国の15~79歳を対象に、訪問留置で「この10年間に登録(登録見込含む)された日本の世界遺産」について聴取した。

【この10年間に登録された日本の世界遺産について】

1. 世界遺産であることがどの程度知られているか?
・最も知られているのは「富士山」(7割)、次に「富岡製糸場」(6割半ば)。
・どの世界遺産についても総じて、男女ともに30代以下は認知率が低く、60代で高い。
 特に男性60代の認知率は5~8割と高い。

2. この10年間でどの程度訪問されているか?
・最も訪問経験者が多いのは「富士山」と「平泉」だが、いずれも1割程度。
 「富岡製糸場」は2%にすぎない。
・男女ともに30代以下では「富士山」が最も多いが、60代以上では「平泉」が最も多い。

3. 今後訪問してみたい場所はどこか?
・人気が高いのは「知床」と「小笠原諸島」で、訪問意向率はいずれも約3割。
・「富岡製糸場」は、全体では2割弱だが、60代女性では2割半ばと高い傾向がみられる。


【調査概要】
調査対象:全国47都道府県の15~79歳までの男女個人
有効回収数:1200人(サンプル) ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
抽出方法:住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割当て
調査方法:NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイによる毎月調査) 調査員による個別訪問留置調査
調査実施期間:2014/6/4~2014/6/16

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本リサーチセンター]
 マイページ TOP