子育てとお手伝いに関する小学生母子の意識調査 

2014年07月11日
ライオンは、小学生の子ども を持つ母親と、その子どもを対象に、子育てと家庭でのお手伝いに関する意識・実態調査を実施。その結果、日頃よく褒められている子どもは「友達が多い」 「授業でよく手をあげる」など自己評価が高い傾向が見られました。一方、母親は「子どもを褒めて育てたい」と考えていても、褒めるよりも叱ってしまうこと が多い傾向があり、夏休みなどの長期休暇中は一層顕著になることが明らかになりました。
また、“褒める子育て”を実践している家庭では、子どもに日頃から「お手伝い」をさせることで褒める機会を作っていました。子どもも「お手伝い」をして褒められることを喜びとして感じていることから、積極性や自主性を高めることに繋がっていると推察されます。

【調査結果】

1.褒められる子どもは「友だちの人数」が多い!?

・毎日褒められている子どもは、「友だちが多い」「授業でよく手をあげる」など自分をポジティブに評価。「学校が楽しい」「学級委員をしたことがある」割合も高いという結果に。

2.“褒める子育て”が現代ママの理想。でも実際には

・母親に理想の子育てについて聞いたところ、56.8%が「子どもを褒めて育てたい」と回答。しかし、日常的に子どもを褒めている母親は約4割に留まる一方、叱っている母親は6割以上となっており、全体の9割がもっと褒めたいと感じている。

・夏休みは叱る頻度が増える傾向にあることが判明。理由は「一緒にいる時間が長いから」に次いで「子どもがダラダラしているから」。

3.“褒める子育て”に欠かせないのは、毎日の「お手伝い」
・母親が子どもを褒めるタイミングは「お手伝いをした時」が約8割と最も多く、「お手伝い」が“褒めチャンス”に。

・子どもが「お手伝い」をしてよかったと思うことは「褒めてもらえる」(54.5%)が最も多く、お小遣いやごほうびよりも「褒められる」ことがお手伝いのモチベーションになっている。

4.「お手伝い」を習慣化させるためには、“簡単なこと”からはじめて“しっかり褒める”

・日頃お手伝いをしている子どもの母親に、お手伝いを習慣化させる秘訣を聞いたところ、トップ3は「簡単なことに取り組ませる」「感謝の気持ちを伝える」「子どもの役目にする」に。

・お手伝いが習慣化している子どもにお手伝いをはじめるきっかけを聞いたところ、「自分から」が最も多く、4人に1人は「宿題だった」と回答。「お手伝い」のスタートは、きっかけとして夏休みの宿題が最適!?



【調査概要】
調査対象:小学生の母親 669名 及びその子ども 448名 全国
調査時期:2014年6月
調査方法:インターネット調査

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[ライオン]
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