高校生価値意識調査2014 

2014年07月03日
リクルートマーケティングパートナーズが運営する、高等教育機関、高校生、進路選択に関する各種調査や社外に向けての情報発信を行う、リクルート進学総研は、高校生の社会観・キャリア観・進学観・ライフデザインに関する調査「高校生価値意識調査」を実施。

【調査結果】

高校生の社会観

■将来の社会が明るいと考える高校生が前回調査(2012年)の31%から増加し、49%となった。しかし依然として52%の高校生は社会不安を抱いている。
・社会人になるころの社会は明るい 2009年:39.1%→2012年:31.0%→2014年:48.5%
・社会人になるころの社会 明るい:48.5% < 明るくない:51.5%
・社会が明るいと考える理由は、東京オリンピックやアベノミクス効果による景気回復への期待。一方明るくないと考える理由は、少子高齢化や就職難などへの不安。

■一方、自分の将来が明るいと考える高校生も前回調査(2012年)の55%から増加し、64%に。また、76%の高校生が「現在幸せである」と感じている。
・自分自身の将来 明るい:63.7% > 明るくない:36.3%
・現在幸せだと思う:75.9%  >  幸せではない:19.5%

高校生の世代観

■ 自分たちの世代の「強み」は、「インターネット」(4%)がトップ。一方で、「弱み」のトップは、「ゆとり教育」(22%)となった。※自由記述のコーディング集計

グローバル化と地元志向

■グローバル化は自分に関係あると認識している高校生は72%だが、海外で働きたいと考えている高校生は23%にとどまる。海外で働きたいと思わない理由のトップは“語学力不足”(62%)。
・グローバル化は自分に関係がある  2012年:74.4% → 2014年:72.0%
・将来、海外で働きたいと思う:23.1%

■一方、地元の学校に進学したい高校生は46%と、出たいと考える高校生(28%)を上回る。地元に残りたい理由のトップは“経済的理由”(58%)。
・進学する際は地元に残りたい:45.5%  >  地元を出たい:27.7%


【調査概要】
・調査名:高校生価値意識調査   
・調査目的:高校生の将来イメージおよび進路選択に対する価値意識を把握する。   
・調査期間:2014年4月4日(金)~4月8日(火)   
・調査方法:インターネット調査   
・調査対象:
2014年3月時点の高校1~3年生のうち、進学希望者   株式会社マクロミルのモニター会員のうち、2014年3月時点の高校生を対象にスクリーニング調査を実施し、下記の(1)もしくは(2)に該当した者、を調査対象とした。
(1)2014年4月現在、高校2年生、3年生で大学・短期大学・専門学校いずれかへの進学を検討している男女。
(2)2014年4月現在、高校既卒者で、高校時代に大学・短期大学・専門学校いずれかへの進学を検討したことがある男女。
対象数は条件に該当した者から、平成25年度学校基本調査(確定版)の「全日制・本科生徒数(県別)」を基に、関東/東海/関西/その他エリアの4つのブロック別に、回収数が実際の生徒数の比となるように設定した。
・集計対象数:1,438人

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[リクルートマーケティングパートナーズ]
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