2013年度 ソフトウェアおよびソリューションサービス市場規模調査 

2014年06月30日
一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)ソリューションサービス事業委員会は、2000年度よりソリューションサービス事業の普及促進を目指し、ソリューションサービスビジネスの環境の整備及びソリューションサービス品質の向上及び先進的ソリューションモデルの調査等の活動を行っている。
2002年度からソフトウェア及びソリューションサービスの市場統計を実施しているが、このたび2013年度の市場規模調査結果を取りまとめた。

【調査結果】

2013年度のソフトウェアおよびソリューションサービス市場規模

2013年度のソフトウェアおよびソリューションサービスの市場規模は5兆6,145億円(前年度比110%)となった。
2013年度の内訳を見てみると、SI開発(コンサルティング、システムインテグレーション)は、2兆7,708億円(前年度比119%)、ソフトウェア(アプリケーションパッケージ、ミドルウェア)は、7,669億円(前年度比100%)、アウトソーシング・その他サービス(ハード・ソフトメンテナンス、その他)は、2兆768億円(前年度比105%)である。
ソリューションサービスの市場規模はリーマンショック前の水準まで回復した。アベノミクスや金融緩和によって景気が回復し、企業のIT利活用が進み大企業を中心にIT投資が上向いてきた他、企業や行政・自治体での更なる事業継続のための取組みも貢献したものと考えられる。


【調査概要】
・調査対象:調査対象はJEITA情報システム部会参画会社、計10社
沖電気工業、シャープ、東芝ソリューション、日本アイ・ビー・エム、NEC、日本ユニシス、パナソニック、日立製作所、富士通、三菱電機
・調査項目:
調査項目はSI開発、ソフトウェア、アウトソーシング及びその他サービスの3分類。
(1)SI開発
コンサルテーションからシステム構築を含むもので、通常、上流工程から下流工程と呼ばれている企画、設計、開発、納入までのSI全体。
(2)ソフトウェア
個別プログラムを除く製品としてのプログラム全般、オペレーティングシステム(OS)、ミドルソフトウェア、アプリケーションパッケージ等。
(3)アウトソーシングおよびその他サービス
ハードウェア、ソフトウェアの保守サービス、リモート監視、ASP(Application Service Provider)、BPO(Business Process Outsourcing)を含むアウトソーシングサービス等。

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[電子情報技術産業協会]
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