小学生の夏休みの宿題実態調査 

2014年07月01日
子どもとおでかけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディは、子育て中の親を対象に、夏休みの宿題についてのアンケート調査を実施。アンケートでは、子どもが苦労している宿題、親の協力の有無、親の小学生時代と子どもそれぞれの宿題への取り組み方を質問し、夏休みの宿題の実態を調査しています。

【アンケート調査の概要】

◆小学生は「自由研究」「作文・読書感想文」に苦労している
親から見て子どもが苦労している夏休みの宿題は、トップが「自由研究」(40%)、僅差で「作文・読書感想文」(37%)が続きました。

◆8割以上の親が子どもの宿題を手伝っている
夏休みの宿題を「ほとんど手伝っている」「手伝うものもある」を合わせると、8割以上の親が子どもの宿題を手助けしています。

◆親が手伝うトップは「自由研究」
親が手伝う宿題のトップは「自由研究」(61%)となりました。近年、自由研究向けのレジャー施設やイベントが増加し、親子でおでかけして自由研究を完成させるケースが増えていることも一因と考えられます。

◆宿題への取り組みは今の子どもの方が真面目な傾向
親自身が小学生の頃は、「夏休み終了直前に慌てて終わらせる」タイプがトップだったのに対し、今の小学生は「全ての宿題をできるだけ早く終わらせる」「毎日計画的に進めていく」タイプが合わせて半数近くにのぼりました。

【調査結果】

・親から見て子どもが一番苦労しているのは、「自由研究」という結果になりました。ほぼ同数で「作文・読書感想文」が続きます。長期休みの宿題として真っ先にイメージされる「課題帳」は、大きな壁にはなっていないようです。

・親が手伝う宿題のトップは「自由研究」となり、「作文・読書感想文」よりも手助けしやすいことや、イベント等に足を運んで自由研究をするケースが増えていることが要因と考えられます。

・宿題を「ほとんど手伝っている」「手伝うものもある」親は合わせて8割以上にのぼり、特に「自由研究」は、親と子両者にとって夏休みの課題と言えるでしょう。

・親の世代は、「夏休み終了直前に慌てて終わらせる」が39%と最も多いのに対し、今の小学生は「直前」は19%にとどまり、「全ての宿題をできるだけ早く終わらせる」「毎日計画的に進めていく」で48%を占めています。親から見た調査ではありますが、今の小学生の方が真面目になっている傾向が読み取れます。

・今の小学生は「自由研究や工作だけなかなか終わらない」が最も多く、質問1の「お子様はどの宿題に一番苦労していますか?」と同様の結果となりました。子どもたちは苦手な宿題を後回しにしている様子が分かります。また、決められた課題ではなく、”自由に考える”ことが苦手な傾向は、日本人の性格として子どもの頃から出てきているのかもしれません。

・漫画などでよく表現されるような、「友達の宿題を写す」という人は昔も今もわずか1人にとどまりました。


【調査概要】
アンケート実施期間:2014年5月30日~6月30日
アンケート実施方法:「いこーよ」サイト上で実施
回答数:368名

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[いこーよ]
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