『ブルーマンデー』に関するアンケート調査 

2014年06月24日
オウチーノ総研は、土日休みの仕事に就く 20~59 歳のビジネスパーソン 451 名に「『ブルーマンデー』に関するアンケート調査」を行った。
「あなたは日曜日の夜や月曜日の朝に、休み明けの仕事のことを考えて憂鬱になったり、気分がすぐれなくなったりすることがありますか?」と聞いたところ、15.7%が「いつもなる」、27.1%が「なることが多い」、22.2%が「あまりならない」、35.0%が「なったことがない」と回答した。また、「ブルーマンデー対策をとっていますか?」と聞いたところ、29.5%が「とっている」と回答した。

【調査結果】

1. 42.8%がよく「ブルーマンデー」になる、と回答
最初に、「あなたは日曜日の夜や月曜日の朝に、休み明けの仕事のことを考えて憂鬱になったり、気分がすぐれなくなったりすることがありますか?」という質問をした。結果、15.7%が「いつもなる」、27.1%が「なることが多い」、22.2%が「あまりならない」、35.0%が「なったことがない」と回答し、「いつもなる」と「なることが多い」を合わせると 42.8%がよく「ブルーマンデー」になっていることが分かった。具体的にどのような症状かを聞くと、「また 1 週間が始まると思うと気が重くなる」(52 歳/女性)というように、気持ちが落ち込む、という意見が最も多かった。その次に多かったのが「出勤したくなくなる」(32 歳/女性)という意見だった。また「急な腹痛で出社を遅らせることが多い」(52 歳/女性)のように、気分が沈むだけでなく体調にまで影響が出る、という声も多く挙がった。

次に年代別で結果をみると、20 代は 48.7%、30 代は 51.4%、40 代は 38.0%、50 代は 33.9%と、なんと 30 代の半数以上がよく「ブルーマンデー」になっていることが分かった。また子どもの有無でみると、子どもがいる人で、よく「ブルーマンデー」になる、と答えた割合は 38.9%だったのに対し、子どもがいない人は 45.2%だった。若干ではあるが子どもがいない人の方が「ブルーマンデー」になりやすいようだ。

2. 「ブルーマンデー」対策、第 1 位は「睡眠」
次に、よく「ブルーマンデー」になる人に「ブルーマンデー対策をとっていますか?」という質問をした。結果、29.5%が「とっている」と回答した。具体的にどのような対策をとっているのかを聞くと、最も多かったのが「できるだけ早く寝る」(40 歳/男性)というように、十分な睡眠をとる、という意見だった。次に「リフレッシュのため、スポーツを行う」(55 歳/男性)という意見と、「休みの日は仕事のことを考えない」(56 歳/女性)という意見が並んだ。一方で、「頭の中で仕事の段取りを組んでおく」(51 歳/男性)など、あえて仕事のことを考え続ける、という声も挙がった。

3. 1 週間で最も憂鬱だと思う曜日は、やはり「月曜日」
最後に「会社に行くのが最も憂鬱になる曜日はいつですか?」という質問をした。すると「月曜日」が 46.8%、「火曜日」が 2.7%、「水曜日」が 4.7%、「木曜日」が 2.4%、「金曜日」が 0.7%、「どの曜日も憂鬱にならない」が 42.7%と、やはり「月曜日」が突出して多いという結果になった。「月曜日」を選んだ人にその理由を聞くと、「1 週間の始まりだから」(44 歳/男性)という声が群を抜いて多かった。休み明けである「月曜日」は、仕事モードへの切り替えが難しく、さらにこれから始まる 1週間のことを考えると、憂鬱な気分になってしまう人が多いようだ。その「月曜日」に次いで多かったのが「水曜日」だった。「だんだんと疲れがたまってきて、休日まであと 2 日もあるのか、と思ってしまうから」(26 歳/女性)など、週の中日であるため気分的に辛い、という声が多く挙がった。


【調査概要】
有効回答 土日休みの仕事に就く 20~59 歳のビジネスパーソン 451 名
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2014 年 6 月 16 日(月)~6 月 17 日(火)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[オウチーノ総研]
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