2015年度日経就職ナビ学生モニター調査結果(2014年6月発行) 

2014年06月23日
ディスコは、2015年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、6月1日時点の就職活動状況に関する学生調査を行いました(調査時期:2014年6月1日~4日、回答数:1,290人)。

【調査結果】

1.6月1日時点の就活モニターの内定率は71.2 %、前年同期より4.1ポイント上回る
6月1日時点の学生モニターの内定率は71.2%。先月調査(5月1日時点)よりも12.3ポイント伸び、前年同期に比べて4.1ポイント高い数字となりました。6月の内定率が7割を超えるのは6年ぶりで、リーマン・ショック前の水準に迫る勢いを見せています。文理男女別に見ると、とりわけ理系の内定率の高さが目立ちました(理系男子74.5%、理系女子80.5%)。

2.内定者に聞いた、就職先決定の理由は「大企業である」が1位に
就職先企業を決めている学生に、就職先として決め手となった理由を選んでもらったところ、最も多かったのは「大企業である」で、2年前は22.5%で6位だったのが、今年は3割を超えて1位となりました。就職環境の好転で、学生の大手志向がより顕在化したと言えます。2年前までは「仕事内容が魅力的」が1位でしたが、年々ポイントを下げ、今年は3位に転じています。

3.就職活動継続学生の志望業界「官公庁・団体」が1位
就職活動継続学生に現時点での志望業界を尋ねてみたところ、「官公庁・団体」が1位で20.4%、「情報・インターネットサービス」が2位で12.1%という結果になりました。5月調査でも「官公庁・団体」が1位でしたが、元から公務員志望の学生に加え、民間企業に内定が出ず公務員に切り替えた学生もいると見られます。また、業界全体での採用規模が大きい「情報処理・ソフトウエア」「情報・インターネットサービス」といったIT関連が、月を追うごとに順位を上げています。

4.就職先決定のキーパーソン「人事・採用担当者」(42.2%)が1位。2位「父親」、3位「母親」
就職先を決めた学生に、決定にあたって影響を受けた人物を尋ねたところ、最も多かったのは前年に引き続き「人事・採用担当者」で、42.2%と前年調査(37.8%)より4.4ポイント増えました。次いで「父親」37.1%、「母親」34.8%と続き、いずれも前年よりポイントが増えています。採用担当者だけでなく、親の存在感も増しているようです。


【調査概要】
調査対象:2015年3月卒業予定の全国の大学生4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)
回答数:1,290人
調査方法:インターネット調査法
調査期間:2014年6月1日~4日
サンプリング:日経就職ナビ2015就職活動モニター
調査機関:株式会社ディスコ キャリアリサーチ

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[ディスコ]
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