「鼻炎薬」に関する調査 

2014年05月27日
インターワイヤードが運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、「鼻炎薬」についてアンケートを行い、使用している鼻炎薬の満足度や、購入する際の重視点などについてまとめました。
調査は2014年4月18日~5月2日にかけて実施し、DIMSDRIVEモニター7,431人から回答を得ています。

【調査サマリ】

● 花粉症の4人に1人は市販薬のみ。理由は「十分効果がある」「手軽に購入できる」

● 市販鼻炎薬 使用率1位は「アレグラFX」

● 市販鼻炎飲み薬に求めるものは「即効性・持続性」。 総合満足度1位は【ストナリニS】

● 市販点鼻薬の「効果の高さ」「効き始める時間の速さ」の満足度は7割以上

● 点鼻薬使用で3人に1人は「苦い」経験あり

● うっかり鼻にティッシュをつめたまま…8.5%が経験。花粉症重症者では3割


【調査結果詳細】

 花粉症の4人に1人は市販薬のみ。理由は「十分効果がある」「手軽に購入できる」

■花粉症の症状の有無
『花粉症の症状がある』と回答した人は全体の47.4%であった。
「重い症状がある」人は5.7%で、花粉症の人のうち12.1%が重症であると回答している。

■花粉症の【鼻炎】の症状に使用している医薬品
花粉症の症状がある人に、【鼻炎】の症状に対して使用している医薬品を尋ねたところ、最も多かったのは「病院・診療所で処方された飲み薬」で27.9%であった。

症状が重い人ほど「病院・診療所で処方された飲み薬」を使用しており、「重い症状がある」人では59.0%、「症状がある」人では34.8%、「軽い症状がある」人では12.9%が服用している。

「市販の飲み薬」は21.4%、「病院・診療所で処方された点鼻薬」は11.5%、「市販の点鼻薬」は12.3%が使用している。

処方薬は使用せずに【市販薬(飲み薬・点鼻薬)】のみを使用している人は24.0%と、花粉症の人のうち4人に1人は市販薬で対処している。
「鼻炎の症状はあるが、薬は全く使用していない」という人も35.6%存在しており、特に「軽い症状」の人では50.3%と、 半数の人が薬での対処をしていないと回答している。

■市販薬のみを使用している理由
花粉症薬について、処方薬ではなく市販薬を使用している理由として、最も多かったのは「市販薬で十分効果があるから」の57.3%で、半数以上の人が市販薬で十分対応できると考えているようだ。

また、「ドラッグストアなどで手軽に購入できるから」45.4%、「病院に行くのが面倒だから」31.1%という回答も多く、市販薬の効果の高さと、入手のしやすさの2つが主な理由のようだ。

市販鼻炎薬 使用率1位は「アレグラFX」

■1年以内に使用した市販の「鼻炎薬」
1年以内に市販の「鼻炎薬」を使用した人は24.7%であった。

【飲み薬】では、「アレグラFX」が最も多く4.0%、次いで「パブロン鼻炎カプセルS」2.6%、「ストナリニS」1.9%、「アレジオン10」1.5%と続いた。「アレグラFX」は花粉症の人の使用率が7.7%と高く、特に、【重い症状がある人】では16.4%とダントツである。

【点鼻薬】では、「ナザール「スプレー」」が最も多く2.0%、次いで「アルガード鼻炎クールスプレーA」1.3%、「エージーノーズ」0.7%、「パブロン点鼻」0.6%と続いた。「1年以内に鼻炎薬は使用したが、商品名はわからない」という人も3.4%存在している。


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