転職人気企業ランキング2014 

2014年06月17日
インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、22~39歳のビジネスパーソン62,000人を対象に「転職したい会社」を調査し、「DODA転職人気企業ランキング2014」としてまとめました。

<調査結果概要>

【 総合ランキング 】 ~グーグル、トヨタ、ソニーが4年連続でトップ3  

2014年の総合ランキングは、1位グーグル、2位トヨタ自動車、3位ソニーとなりました。
グーグルは5年連続で首位となり、「国際的な企業であり、将来性がある」といった企業の成長性への評価のみでなく、「社員の多様な働き方を認めていて、社員の働く意欲を刺激する社内施策をたくさん行っているから」等、企業風土や働く環境にも評価が集まりました。
2位のトヨタ自動車、3位のソニーも含め、トップ3は4年連続で不動です。3社とも、高い技術力・競争力を持つグローバル企業であることが高く評価されています。業績回復の遅れが指摘されているソニーも、技術力や商品力への期待は高く、転職マーケットにおけるブランド企業としての地位を保っています。

【 総合ランキング 】
1位 グーグル
2位 トヨタ自動車
3位 ソニー
4位 リクルートホールディングス
5位 全日本空輸(ANA)
6位 オリエンタルランド
7位 三菱商事
8位 パナソニック
9位 資生堂
10位 本田技研工業

~ 成長戦略で注目される「女性活用」、東京五輪に関わる企業にも注目集まる

上位10社には、パナソニックが昨年の22位から順位を上げ、8位にランクイン。事業改革により業績が回復したことが評価されているほか、アベノミクスの要である“女性の活用”を先進的に行っていることから、ベネッセコーポレーション(昨年23位→13位)などとともに女性の支持を集め、順位をあげています。
そのほか、景気回復による消費者の購買意欲の上昇を背景に、全日本空輸(ANA)(昨年8位→5位)や、ソフトバンク(昨年36位→21位)、日本航空(JAL)(昨年35位→26位)、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)(昨年60位→27位)、明治(昨年52位→30位)など、BtoC系企業のランクアップが目立ちました。
また、東京五輪開催決定による期待感も、ランキングに表れています。大きく順位を上げたジェイティービー(JTB)(昨年31位→16位)、エイチ・アイ・エス(HIS)(昨年141位→74位)といった旅行業界のほか、三菱地所(170位→86位)などのディベロッパーも五輪開催決定に伴うビジネス拡大へ期待から順位を上げたと見られます。

【 業種別ランキング 】 ~ ブランド企業が上位に 金融では証券の人気が高まる

業種別のランキングでは、「IT/通信/インターネット」、「メーカー」、「メディア」、「小売/外食」、「サービス」で上位1、2位が昨年と同じなど、大きな変動がなく、今年も有名企業、ブランド企業が安定した人気を維持しています。
一方「金融」では、ゴールドマン・サックス・ジャパン・ホールディングス(昨年3位→1位)、野村証券(昨年6位→4位)メリルリンチ日本証券(圏外→10位)など、証券会社の躍進が目立ちました。この3社は、全体ランキングでも大きく順位を上げています。昨年は株高や景気回復により証券会社の好業績の報道が多く見られたため、支持をあげたと考えられます。高い専門スキルを身につけられることも魅力のようです。


【調査概要】
対象 :22~39歳のホワイトカラー系職種の正社員・契約社員にて就業中の男女62,000人
調査期間 : 2014年3月27日 ~ 31日
調査方法 : ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査

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[DODA]
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