通勤距離とライフスタイルに関する意識・実態調査 

2014年06月12日
東京を中心とした最新の都市生活事情を研究する「GOOD DISTANCE研究会」は、20代~50代の男女計 400 名を対象に、「通勤距離とライフスタイルに関する意識・実態調査」を実施。その結果、「通勤時間が40分~60分」と、都市部と程よい距離のある人こそ、仕事とプライベートのオン/オフの切り替えができ、家族(妻・子供)との「心理的な距離間」はとても近いことが明らかになりました。

【調査結果ダイジェスト】

●父の日だから知っておきたい!「理想の父親像」は「家族思いであること 80.3%」

●もっとも「家族サービスをしてくれる」と妻からの評価が高いのは
「通勤時間40分~60分」のパパ! (60.7%)

●「通勤時間40分~60分」と職住の程よい距離のあるパパは切り替え上手!
72.3%が「オン・オフの切り替えできている」と実感

● 「通勤時間40分~60分」の人こそ、家族との心理的な距離は近い!
家族との時間が十分とれていることがその理由か。

●通勤時間を有効活用!「通勤時間の位置づけ」は?
「仕事の準備」「情報収集」「読書」など自分を高めるために有効活用するには、
適度は通勤時間が必要!

【調査結果】

理想の父親像をズバリ聞きました!
トップは「家族思いであること」が 80.3%でトップに


父の日を目前に控え、「理想の父親像」について尋ねました。(複数回答)
その結果、「家族思いであること」が80.3%とトップに。続いて「仕事を頑張っていること(73.1%)、「家族との時間や家にいる時間を大切にしていること」(66.6%)「妻をしっかりと支えていること」(57.9%)と続き、“家族”との関係を重視するものが多数を占めるという結果が出ました。

理想の父親は「家族サービス」上手!
「家族サービスをしてくれる」と妻からモテるパパの距離感は?


続いて、夫の通勤時間と、それに関する妻の印象について尋ねました。通勤時間が「10分未満」「10分以上40分未満」「40分以上60分未満」「60分以上90分未満」「90分以上」という区分の中で、「通勤時間が「40分以上60分未満」の夫を持つ妻の60.7%が「夫が家族サービスをしてくれる」と回答しトップとなりました。通勤時間が長いほど「家族サービスをしてくれる」実感は減るという結果に。

通勤時間が40分から60分と“程よい距離”があると
配偶者や子供との心理的な距離は近くなる!


交流のある家族や友人に感じてる心理的な距離間について調査しました。「最も近い」と感じる場合を「1」、「最も遠い」と感じる場合を「10」とした10段階で回答してもらった結果、通勤時間が「40分~60分」の夫、妻それぞれが「配偶者との距離」を最も近く感じる「1」を選び、子供との距離も最も近い「1」と回答しました。程よい通勤時間を保つほど、配偶者や子供との心理的な距離感は近くなることが明らかになりました。

「通勤時間 が40分以上60分未満」という距離は、家族との関係を円滑にする“程よい距離感”であることが明らかになりました。次に、「通勤時間40分以上60分未満」という時間がどのような価値をもつのかを紐解いていきます。

通勤時間「40分以上60分未満」が
オンオフのリセットができる“ちょうどいい距離感”


「通勤にかかる時間」とそれに対する印象を尋ねたところ、通勤時間が「40分以上60分未満」の人のうち、「ちょうどいい」という印象を持つ人は53.4%と過半数を超えました。その理由は「仕事を持ち帰らない」(43.1%)、また、通勤時間が「40分以上60分未満」で「オン・オフの切り替えができている」という実感がある人は70%を超えトップとなりました。

通勤時間に対する「充実度」は?
近すぎず・遠すぎず“ほどよい距離”があるほど、自分を高めている!


さらに、「通勤時間」と、それに対する「充実度」についても調査しました。その結果、通勤時間が短いほど「充実度」は高いという結果が出ましたが、「通勤時間の位置づけ」という価値を尋ねると、近すぎず遠すぎずの“程よい距離”がある人こそ、その時間を自分を高めるためるために有効活用していることが明らかになりました。

Q:通勤時間に対する充実度トップ3

1位:通勤時間10分未満 48.3%
2位:通勤時間10分以上40分未満 47.0%
3位:通勤時間40分以上60分未満 35.1%

※「とても充実している」「やや充実している」の合計値で算出

Q:通勤時間の位置づけは?(各時間帯のトップ回答数)

10分未満 :「勤め先に行くための手段でしかない」51.7%
10分以上40分未満 : 「勤め先に行くための手段でしかない」39.8%
40分以上60分未満 :「ニュースなどの情報収集」36.2%
60分以上90分未満 :「ニュースなどの情報収集」34.6%
90分以上 :「睡眠」33.3%

通勤時間が「40分以上60分未満」の人は「仕事のための準備 35.1%」」や「読書 27.7%」と回答し、自分を高める時間として有効活用してることがわかります。通勤時間が短いと、その時価を有効活用することはなく、長すぎると「睡眠」に充てる人が多くなることが明らかになりました。

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[GOOD DISTANCE研究会]
 マイページ TOP