社会人のタブレット端末利用実態調査【後編】(20代~50代のビジネスパーソン対象) 

2014年03月04日
ロジクールは、マーケティングリサーチを展開するタイムカレントと共同で、タブレット端末を所有する全国20代~50代のビジネスマン・ビジネスウーマンを対象とした「タブレット端末利用実態調査」を実施。

今調査は前篇と後編に分けて行い、前篇ではタブレット端末利用者の利用歴、他の端末との併用状況、また利用メリットや仕事への活用状況、「不便」と感じている点などを確認。さらに年代別・性別でもその傾向を分析。各属性別の意外な偏差をレポートしている。

【主な調査結果】

1)タブレット端末を持っていない社会人のうち「購入を検討している」=26.5%

前編の調査結果で、20代~50代会社員のタブレット端末所有率が28.1%(※「自分専用のタブレット端末を所有している(21.4%)」と「家族や他人と共有でタブレット端末を使用している(6.7%)」の合計)ということが確認された。現状、タブレット端末を所有していない社会人(71.9%)のうち、どれくらいの人が自分専用のタブレット端末の購入を検討しているかを調べたところ、26.5%と約4人に1人の割合であることがわかった。後編となる今回の調査では、この現状未所有で購入を検討している人を対象に調査を進めて行く。

2)購入する際の「価格」以外の3大重視ポイント=「持ち運びしやすさ」「機能の豊富さ」「通信速度」タブレット2大使用メリット=「手軽さ」と「時間の有効活用」

タブレット端末を購入する際に重視するポイントについて聞いてみたところ、ダントツの1位は「価格」で全体の76.0%。その他の項目についてみてみると、上位順に「持ち運び易さ(大きさ・重量)(52.3%)」、「機能の種類、豊富さ(52.1%)」、「通信速度(47.5%)」、「本体の処理スピード(46.7%)」、「画面のきれいさ・見易さ(37.2%)」と続いた。価格以外の要素として持ち運び易さと機能・性能の充実が重視されている。さらに、タブレット端末を使用するメリットについても聞いてみたところ、既存ユーザーとほぼ同様の結果で、1位・2位は「場所を選ばず使える(66.5%)」、「持ち運びがしやすい(56.6%)」となり、3位は「何かをしながらの「ながら利用」ができる(49.0%)」、またほぼ同率で4位は「スキ間時間を有効に使える(48.8%)」となった。購入の際の重視ポイント、使用メリット両方の結果から「持ち運びし易さ」は、タブレット端末に欠かせない要素であり、2大メリットは「手軽さ」と「時間の有効活用」にあると言える。

3)タブレット端末を“仕事で活用する予定”=全体の51.9%
男性は仕事重視、女性はプライベートを重視する傾向


次に、タブレット端末を仕事に活用する予定があるかどうかについても聞いてみたところ、「フルに活用する予定」の回答は9.3%、「少し活用する予定」は42.6%で、全体の5割強となる(51.9%)が「仕事で活用する予定」であることがわかった。既存ユーザーが「仕事で活用している」率の60.7%と比べると、約10ポイント低い結果となったが、この結果を男女別で比較してみると、男性では「仕事で活用する予定」の率が57.8%だったのに対して、女性は45.8%となり、男性の方がやや仕事重視、女性はややプライベートを重視している傾向がうかがえた。既存ユーザーでは男女共に「仕事に活用している」率がほぼ6割で同率(男性=61.6%、女性=59.8%)だった結果から考えると、使用前ではどちらかというとプライベートでの利用イメージの方が強く、使い慣れることによって徐々に仕事での活用シーンが増えるということかもしれない。

4) 全体の約9割がタブレット端末の活用で「仕事の効率が上がる!」と回答
仕事への活用予定内容=「メール」 「ネット検索/調べもの」 「資料閲覧」 「スケジュール管理」


5)タブレット未所有者の8割以上がアクセサリー使用を予定!
9割以上がタブレット端末は「PCの代替器になる」と回答!



【調査概要】
・調査方法:インターネット調査
・調査日:2014年2月5日~2月6日
・有効回答数:486名(男性:50.4%、女性:49.6%)
・調査エリア:全国
・調査対象条件:社会人(正社員のみ)、自分専用のタブレット端末を所有している
・年齢:20代:24.5%、30代:25.3%、40代:24.9%、50代:25.3%

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[タイムカレント]
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